日記(2003年 1月)

1月 3日(金) やっとお正月休み。 1日2日と会社に出てたので,やっとお正月休みになりました。立川の実家に行ったのですが,せっかくだと思い,青梅マラソンに向けてのトレーニングがてら,走って行きました。青梅の家から立川の実家まで丁度15キロ。雪が降る中,1時間25分で到着。走った後のビールは効きますね。それはそうと箱根駅伝の方は,母校の中大が往路まさかの12位。どうなる事かと心配だったのですが,なんとか5位に入って一安心。今回から出場校が増えましたが,全てのチームが繰り上げスタートも無く完走したのは良かったですね。途中棄権だとか,繰上げスタートなんて後味悪いですもん。タイムもかなり良かったし,全体的にレベルが上がっているのが心強い感じがしました。

1月 4日(土) 塩船観音寺。 昨晩は雪が降ったらしく,家の周りは一面真っ白。何か良く雪が降る冬ですね。今日は青梅市にある塩船観音寺に初詣に行こうと思い家を出たのですが,道は雪が凍り付いていて,車ではちょっと不安。歩くと30分近く掛かるし,バスはなかなか来そうに無かったので,結局車で向かう。大きな道はいいのですが,ちょっと裏道に入ると道が凍っていてちょっと怖かった。何度も来ている神社ですが,雪景色の神社ってのもいいもんですね。お参りして破魔矢を買って早々に帰宅。昼ご飯を作る気がしなかったので,どこか開いているラーメン屋を車で探す。やはりこの時期は開いていないですね。散々探し回って,結局羽村市の「勝来軒」で大盛りタンメンを食べる。

1月10日(金) ラーメン屋「若葉」。 羽村駅西口にあるラーメン屋「若葉」に出掛ける。テーブル二つとカウンター4席の,こじんまりとした店だ。メニューは醤油味と塩味の2品のみで,醤油味の中華そばを頼む。干し貝柱とアゴ(トビウオ)の煮干が入ったスープは和風味ですが,ちょっとコッテリした感じ。細く切った昆布と揚げた長ネギが乗っているのが変わっていますが,効果の程はちょっと疑問。半分に切った半熟ゆで卵はいいですね。これって家でも作るんですが,なかなかうまい具合に茹でられないんですよね。柔らかな中太のちじれ麺とスープの相性はいいですね。でも何と言っても500円と言う値段は安いと思います。ちなみに大盛は100円増し。今日はお腹の調子が悪かったので,大盛はパスしました。

1月11日(土) ラーメン屋「麺や しむら」。 瑞穂町にあるラーメン屋「麺や しむら」は,とにかく判り難い場所にあります(瑞穂町長岡1−36−15)。何か普通の民家を改造して作った感じで,店の中もどことなくノスタルジーを感じさせます。塩,味噌等もありますが,「いしる仕込み」と記された醤油味のラーメンを食べる。「いしる」と言うのは北陸地方の魚醤ですが,そんなにクセは感じられないですね。スープは豚骨をベースに甘味とコクがありますが,浮いている油がやや多め。カウンターの陰で見えなかったのですが,何か変わった作り方をしている様でした。単純にタレ,スープ,麺,具と言う感じじゃなかったですね。立地条件は最悪だと思いますが,土曜日の昼時だった事もあってか満席でした。

1月19日(日) 中島みゆきさん。 昨年の紅白歌合戦の初出場,「地上の星」が130週目にオリコン1位になったとかで,やたらと取り上げられています。私にとって忘れられない歌手の一人です。学生時代に彼女(妻Mではない!)と行った店で「時代」を良く聴きました。研ナオコさんが歌った「かもめはかもめ」も,桜田淳子さんの「しあわせ芝居」も,加藤登紀子さんの「この空を飛べたら」も,そして何よりも彼女自身が歌った数々の歌も,本当に素晴らしいですね。浜崎や宇多田らと較べても意味の無い事ですが,自分にとって歌はこう言うものだなと改めて思います。ちなみに彼女の曲で好きな曲ベスト.スリーは,「店の名はライフ」,「ホームにて」,「狼になりたい」と言ったところでしょうか。

1月20日(月) 貴乃花引退。 第65代横綱の貴乃花が引退する事になりました。まだ30歳なのに引退とは早い気がしないでもないですが,相撲の世界って厳しいんでしょうね。他のスポーツだったら,ベテランの存在意義ってそれなりにありますけど,相撲の横綱では第一人者でなくなったら即引退ですもんね。最初で最後の千代の富士との取組み,最年少での優勝,兄弟での優勝決定戦,そして最後の優勝となった武蔵丸との対戦。どれもテレビで見ていましたが,印象深いですね。それにしてもこれで確実に相撲の人気は低下するんでしょう。大関や大関候補は多いんですが,人気の点ではパッとしないし,第一休場する力士の多さ,怪我の多さは何とかならないんですかね。

1月24日(金) 千と千尋の神隠し。 大変な話題となった「千と千尋の神隠し」をテレビで見ました。映画館には全くと言っていいほど行かないので,他の宮崎アニメの作品もほとんどテレビで見ました。さてファンタジー作品として,アニメーション映像の美しさは素晴らしかったと思います。でもストーリーはどうなんでしょう。千尋の成長の物語,ハラハラドキドキの冒険物語,そしてカオナシに象徴される現代社会の問題点。何かテーマがいくつもあって,散漫なストーリーに思えたのですが。それにハクやリンの存在,湯婆婆姉妹,最後の両親の見分け方など,唐突に思われる部分も多かった様な気がします。海外でも評判がいい様ですが,そもそもヤオヨロズの神なんて欧米の人に受け入れられるのでしょうか。ちょっと謎。

1月25日(土) ニューイヤー.コンサート。 昭島市民会館に東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートを聴きに行きました。阪哲郎さんの指揮,三浦友理枝さんのピアノで,曲目はヴェートーヴェンの「コリオラン序曲」,「皇帝」,「運命」。ちょっと重たい曲ですね。演奏の方はちょっと早めのテンポで,なかなかの迫力でした。真っ赤なドレスの三浦さん,綺麗でした。クラシックのコンサートに出掛ける人ってそんなに多いとは思えないんですが,少しでも興味がある人は是非行ってみてください。音の素晴らしさを実感できます。海外の有名な演奏家や楽団だとチケットが取れなかったり,高すぎたりします。でも今回のコンサートは7割くらいの入りだったし,チケット代も3000円程度です。でもこの時期はアメを持って行った方がいいですよ。

1月26日(日) 作家からのメール。 このホームページは読書感想をメインにしておりますが,ある作家の方からメールをもらってしまいました。一般の方から読書感想についての意見をもらう事はありますが,まさか作家からメールをもらうとは思ってもいませんでした。作家の方も自分の作品が一般の人からどの様に思われているか興味あるんでしょうか。私も読書感想では結構勝手な事を書いておりますので,いろいろな作家の方に見られていたら,ちょっと恥ずかしいですね。でも向こうはそれで食ってるんだし,こっちは金を払って読んでいるのですから,多少の事は許されるでしょうか。でも読書感想って,作品の本質を理解できずに的外れな事を書いているケースも多いんでしょう。そうだったら,ごめんなさい。


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