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おかあさんといっしょ ファミリーコンサート

(99.12.18 福岡サンパレスにて)

<チケットを手に入れるまで>

 とにかく、どうしてもどうしても、このコンサートには行きたかった。月刊誌「おかあさんといっしょ」のお知らせに、申し込み方法が書いてあったので、私の名で1枚、夫の名で1枚出した。しかし、結果は予想どおり落選。ただ、キャンセル分を、12月4日10時より、チケットピア店頭で発売すると知り、その日は、友達に娘を預けて、家を8時半に出た。

 ピアについたのは、9時半。その時点で、すでに7名が並んでいた。お父さんもいた。キャンセルは数少ないとも書いてあったので、無理かも、とあきらめ気味になりつつも、とにかく最後までやってみようと、がんばった。

 そして、とうとう10時になり、ピアへ向かう地下街のシャッターがあいた途端、お母さんたちの猛ダッシュにもまれながらも、走りこむ。しかし、ピアのお姉さん、「整理券、持ってますか?整理券をお持ちの方が優先です。」「ええっ?整理券っていつ発売なんですか?」「昨日の10時から配ってました。」「そんなのきいてません。」・・・並んでいたお母さんたちは、その整理券を持っていなかった。当然私も持っていなかった。でも、母のパワーはすごい。負けてなかった。しぶしぶピアのお姉さん、申し込み用紙を配って記入、回収し、お姉さんが読み上げる順に、チケットを買うことになった。

 なんだかとっても不公平な気がした。要領の悪い私は、一番最後になり、9時半に並んだ意味がなかったような気がしたが、結局、バラ(席の番号が続きでない)で、友達の分もとれたので、ほっとした。

 来年は、絶対に、前日に整理券をとりにいき、いい席を確保するぞ!(ほんとは、葉書であたればいいんだけどね。)


<コンサート会場にて(午後の部)>

  さて、当日会場に向かうバスは、夏のあゆみお姉さんのコンサート同様、親子連れでいっぱいだった。会場前では、ずら〜〜〜っと、親子がならんでいる。その前では、ピアノ教室や幼児教室のちらしが配られていた。

 会場に入ると、「おかあさんといっしょ」の出演者の写真入の袋(中にパンフレットあり)をもらい、「おかあさんといっしょ」グッズ(例えば、よくコンサート収録分で見かける、どれみふぁどーなっつの帽子や、えんぴつ、スプーンや、パズル、他)、また、先代兄姉のビデオ、CD、現兄姉のニューアルバム「シアワセ」などなど。
 以前から買ってやりたかった、帽子(娘はファドを選んだ)を買った後(←高かった〜^^;)スタンプを押すところなどがあって、おさせてやり、もう少し奥に進むと、どれみふぁどーなっつ4人衆の人形が置いてあって、格好の記念撮影場になっていた。
 事前に、カメラの必要性を、コンサート経験済みの友達に、教えてもらっていたので、ばちばちとり、トイレに行かせた。

 後からいそいでやってきた夫と合流し、席につく。1階後半左端前後の席だったが、端というのが、あとで役にたった。
 私達と同じように、連番で買えなかったところが、バラで買ったのか、あちこち席はあいていて、ちょっともったいない気もした。

 どーなっつ4人の「もうすぐ始まるよ〜」の放送が入り、私の緊張・興奮もたかまった。そして、音楽が始まり幕が開く。テレビで見ていたおなじみのオープニングだ!!!
 キヨコ姉、弘道兄、そして、りょうこ姉、あきひろ兄が登場。おもわず、手を振ってしまった。
 1曲目。「虹の向こうに」
 2曲目。毎度おなじみの「ドンドンどこどこ」。テレビと一緒だあ〜!!と、何だか興奮して、「ふくおか〜!!」などと、叫んでいた。
 3曲目。「パンダ うさぎ コアラ」。娘は眠たいのを必死でふりしきるかのように、手を動かしていた。もちろん、私もやっていた(^^)。
 4曲目。「ゴリラのおんがくかい」。私は、この曲がかかると、どうしてもあきひろ兄がゴリラに見えて仕方がなくなる。(ごめんなさい、あきひろ兄)
 5曲目。「お〜い!」。この曲は、5月の新旧交代コンサートの時の、オープニングの曲だ。そのためか、これを聞くと、なんだか懐かしく、また、物悲しくなってしまう。でも、大好きな曲の一つ。ここで、みんなでスプーを呼んだ。私も呼んだ(^_^;)。
 6曲目。ドレミファ・どーなっつの四人が登場。「ドレミファ・どーなっつ!」。以前、某HPで、あの人形は、なまで見ると結構大きくってこわい、というはなしを聞いていたが、ほんとに、でかかった。。。
 7曲目。「心はまあるいドーナッツ」
 8曲目。「『デ・ポン!』のテーマ」。いつもテレビで見るたび不思議だったのだが、どう見てもこの時にステージに上がる親子は、事前に知らされていた様子ではない。今回も、どうみても、突然知らされた・・・という感じがしている。。。どうやって選ばれるのだろう???

 ここから、ミニミニミュージカルが始まった。(テレビではカットされていた。)おにぎり山のてっぺんまでいろんな問題を解決しながら、無事登り終えるという話だったようだが、正直言って、退屈してしまった。というのは、私はどうしても人形が好きにはなれないもので・・・。

 その中で、9曲目。「イカイカ イルカ」。期待してみていたが、衣装はあれではなかった。あのちょっと色っぽいイカになってほしかったが、無理だったようだ。
 10曲目。「野原がぼくらの遊園地」
 11曲目。「どんどんゴロゴロ」
 12曲目。「地球をまわすのだあれ」
 やっと、ミュージカルは終わり、ここで、キヨコ姉と弘道兄が客席に降りてきた(このあたりから、テレビでは放送された。)。今まで、どうして2人が登山服を着ているのか、わからなかったが、ミュージカルからの流れだったのだ。

 まずは、弘道兄が、舞台に向かって右側の通路を、ずんずん後ろへ行く。うう、うらやましい・・・女の子を抱っこして質問し、それを受けて、あきひろ兄とりょうこ姉が歌う。
 13曲目。「きめた きめた」。続いて、デポ姉(キヨコ姉)が男の子に質問していたが、その間、なんと、弘道兄は、通路をず〜〜〜っと後ろの方まで、握手しながら歩いて行くではないか!!! なかには、客席真中あたりから、人の座っている前をずずずっと通って、わざわざ握手してもらいにいく、母の姿もあった。サービス満点の弘道兄。これが、人気の秘訣なんだなあ。しかし、くやし〜〜〜いっ。
 その後、歌の兄姉は、ひっこみ、弘道兄とキヨコ姉の風船遊びのお時間となった。私はキヨコ姉のチームだったが、ここでハプニング。弘道兄チームの風船が、いきなりスタート直後、割れてしまったのだ。しかし、そこはヒーロー、弘道兄。うまくその場をなごませ、もう一度ゲームをすることになった。
 ただ、私は、きっとテレビで放送されるのは、午前の部になるだろうなあと、ぼんやり考えていた。(実際は、午後の部でした♪)
 ゲームも終わり、弘道兄、キヨコ姉は、奥へ。幕があき、あきひろ兄と、冬らしい真っ白の衣装を身につけたりょうこ姉の登場。
 14曲目。「ウィンターワンダーランド」。来週はクリスマス。普段の生活を忘れさせてくれるような心地よいひとときを過ごせた。
 15曲目。12月の歌、「ふゆのプレゼント」。豪華なバックコーラスが大きな会場で聞けて、少し幸せだった。会場も、すっかりクリスマス色に包まれてしまったようだ。
 16曲目。「サンタにお手紙かいちゃった」
 17曲目。「虫歯建設株式会社」。実は、このあたりから、夫と私は打ち合わせをはじめていた。それは、2曲あとの「あ・い・うー」についてだ。私達は、一番左端に座っていたので、子どもを連れて前に移動できる。移動すれば、弘道兄を間近で見られるし、ひょっとしたらひょっとして、全国ネットで娘と一緒に映るかもしれない。なんてことを、考えていた私は、夫のひざにいた娘をひきとろうとしていた。しかし、
   「俺がつれていく!」
悔しいかな、おいしいところは、夫が全部もっていっちゃうのだ。結局、夫に任せることにした。
 18曲目。「しっぱいのせいこう」。これも大好きな曲だ。しかし、ゆっくり聞いている場合ではない。いかに早く、いい場所を確保するか、私は夫にこそこそささやき、夫は夫で、眠たそうな娘をゆさぶりつつも、めがねを外したり、かばんを私に預けたりと、身辺整理をはじめた。
 曲が終わるや否や、夫は娘を連れて前にダッシュした。なんとか場を確保したようだ。
 19曲目。「あ・い・うー」。弘道兄の登場をなまで見た。「きゃーっ!!!」。お母さん達の歓声に混じって、私も「きゃーっ!!!」。その後の体操もしたくなってきたが、それは理性がおさえた。
 体操が終わり、夫と、ぼーっとした娘が席に戻ってきた。映ったか映らなかったかはわからない、と言っていた。ま、そりゃそうだ。
 20曲目。「スプラッピ スプラッパ」。あっという間だったなあ。楽しかったなあ。
 21曲目。「バイ・バイ・バイ!」。これも、5月の新旧交代コンサートで、けんたろう兄、あゆみ姉と別れを惜しんだ曲だ。涙が出そうになる。ああ、でも、もうここにはいないんだなあ。。。うう。

 こうやって、無事コンサートは終わった。
 そして、12月25日のテレビ放送では、「あ・い・うー」が終わった直後に1秒ほど、ふぁどの帽子をかぶって、ピンクの服を着た娘と、それを支えている夫の姿が、とりあえず映っていた。2人は、全国ネットを制覇したのだ。(彼らは、以前、ローカル局でも2シーン映っている。ぬけぬけと・・・)
 

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