2004-10-13(水) 神経の絶縁体の話
歯科大でした。今日は久しぶりに担当のN先生。
先生は前に、一応8月いっぱいでここの治療は終わりにする、
とおっしゃっていましたが、その後、先生もご自分で忘れてしまったのか、
またずっと代理の先生だったこともあり、
8月を過ぎても、そのままずっと通っていました。
今日、久しぶりにN先生で、改めて先生の方から
「1年半にしましょう」という
話がありました。
1年半で治らなかった場合(治らないでしょうが)、
症状固定ということで、ここでの治療は打ち切って、
あとは自然治癒力に任せてましょう、という話。
ただ、すぐには治らなくても、5年・10年で元どおりに治った、という報告もあるので
気落ちしないように、みたいなニュアンスでもおっしゃっていました。
ひとくくりに5年10年と言っても、5年と10年ってだいぶ差があるけど、
まあ、そうなんでしょうね。
とにかく歯科大での治療は年内いっぱい、ということになりました。
唇回りの感覚について聞いてみました。
あごや歯茎を触ったときに唇まで響いたり、
あごに冷たいものを当てたとき、唇まで冷たく感じたりするのは、
これは、もしかして神経がめちゃくちゃに繋がってしまった、とか、
そういうことではないでしょうか? と少し不安に思っていたことを。
違うそうです。
そもそも神経というのは電線のようなもので、
知覚の線や痛みの線などが通っていて、
その中をイオン?が走り
それぞれ知覚や痛みを伝達しているのだそうです。(うろ覚え)
線はそれぞれが絶縁体で区切られているのですが、
損傷によりその絶縁体も壊れている状態なので、
中を走る伝達物質が
そこから漏れて別の線、例えば痛みの線に入ったりして、
痛くなったりするのだそうです。
なるほどー。なんとなく分かった、かも。
だからいずれ絶縁体が修復されれば、この感覚も正常にもどるそうです。
そっかー。
今って、伝達物質、そこいら中にばらまき状態?
治って欲しいな。
それから、神経が治るとき、繋がるとき、というのは、
痛みを伴うものなのだそうです。
それが嫌だ、我慢できない、という人もいるそうです。
私は、我慢できないほど痛くなったことは、ないなあ…。
でも、まったくの麻痺から、正常ではないにしても少し感覚が戻ってきたということは
少しは繋がっている、ってことだよね。
というわけで、歯科大は年内いっぱいです。
あと2ヶ月ちょっとは、このあたり散歩できるわね。