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インプラント日記 : 二次手術 [経過] 6

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2003-06-10(火) 歯科医院での話

寝ている間に上顎からはがれかかっていた布のようなものが完全に取れてしまいました。
傷跡を舌で触ってみると、でこぼこしていて少し盛り上がっていました。
おうちの人に見てもらったら白っぽくなっているそうです。

今日は歯科医で抜糸です。医院のお昼休み時間に呼ばれていました。
受付で痺れの様子を聞かれ、変わらないことを伝えました。
まずかぶせていたパックのようなものを外し、丁寧に消毒をして、抜糸。
左下の歯茎のところは、途中表面麻酔をしたようでしたが、それでも痛かったです。
とにかくここが全ての元凶、という感じ。
一次手術のときの抜糸よりも時間がかかっている感じでした。
傷跡が白っぽくただれた感じになっていますが、これは、だんだんと綺麗になっていくと
思います。とのことです。
後で鏡を見てみたら、ほんと汚い…、って感じ。ほんとに戻るだろうか?

次に、痺れの範囲を確認したい、ということで、口の周りを先生が先の細いもので、
軽くつっつきながら痺れの境界線にチャコペンのようなものでしるしをつけていきました。
痺れ範囲に斜線を引き(当然感覚なし)、写真を取りました。
今後も、こうやって痺れ範囲の記録をとって変化を確認していくそうです。
私にも鏡で確認させてくれました。唇の真中から唇の左端の幅で、下はあごのラインに沿って、
といったような感じでした。
こうして経過を見ていこうとする姿勢に、少し安心しました。

終わってから先生からお話がありました。
このようなことが予想される手術ではなかったのですが、
手術が原因で痺れが起きていることは明らかであるし、申し訳ない。
手術としては済んでいるが、このような心配や迷惑をかけることになり、
結果的に満足のいくものとはいえず、また自分のけじめとしても、
二次手術の料金はお返しいたします。
決してこれで清算しようとか、終わりだとかいうことではなく、
ここからまたケアが始まりますので、というようなことを話されました。
いろいろ聞いているうちにまた涙が出てきてしまって、
一番恐いのが、途中で見放されてしまうことなので
「あの、治るまで面倒見ていただけますよね」と聞いたら、それはもちろんです、と
言われました。メチコバール錠の料金も取らないそうです。
帰り際、先生に「前回の(私)の不安そうな顔が、あれからずっと頭に残っていて…」と言われました。
確かに今にも泣きそうだったから。

受付で、手術代を返金されました。
全部新しいお札だったので、あらかじめ用意されていたようです。
正直に話してくれて、誠意も感じられるので、いい医院なのだと思います。
このまま先生を信頼してお願いしていこう、と思いました。
ということでいいのかな…。
といってもしばらくは、このまま神経が回復するのを待つしかないのですが。

今日は帰ってから少し出血がありました。

 
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