1999年12月16日〜12月31日

【▼次の日記】 【▲前の日記】 【日記のトップ】 【トップページ】

12月31日(金)

 新宿に行く。夕食は高島屋のイタリアン・レストラン(店名失念)。その後、線路を挟んで反対側にあるホテル(こちらも名前を失念)の20階にあるラウンジで酒を飲む。

 ゲーセンで『サンバ・デ・アミーゴ』を初プレイ。燃える! しかし、酔った身体にはちとつらい。それにしてもソニック・チームはいい仕事してるなぁ。

 酔いを醒ましつつ地元に戻って狭山不動尊に初詣。初詣に行くのは何年ぶりだろう。
 5年? 10年? まったく思い出せない。おみくじは吉。
 1時半ごろ帰宅。アルコールと疲労と冷えで手脚が痛む。う〜む、年か。いや、実際のところは子供のころからなんだけどね(もちろんアルコールは飲んでいなかったが)。

12月30日(木)

シェンムー』をクリア。フォークリフトのレースとバイトはおもしろかった。
 でもなぁ。
 第一章のヒロイン(雑誌には「マドンナ」と書かれている。広報資料にそう書いてあるのだろう。しかし、マドンナは恥ずかしいと思うぞ、『坊っちゃん』じゃないんだから)である原崎の駄目さ加減についてはすでに各所で言及されているのでここでは書かない。それにしても、ヒロインが敵にさらわれて主人公に救出される、というプロットは今さらやってはいけないことのひとつだと思うのだが。これじゃあ、典型的な馬鹿ヒロインだよ。
 あと、ストーリーが佳境にさしかかるに従って、ゲームの自由度が激減していくというのはほとんど自己否定にも等しいと思うし、フリーバトルをコントローラで戦わせようというなら、少なくともABXYのうち使用するボタンは3つに絞るべきだと思うし(『トバル2』を見習え!)、こんなふうにアメリカ人を描写しているようじゃ、アメリカでまともに売れないと思う。などなど否定的な感想が止めどなく浮かんでくる。
 いや、でも第二章が出たら買うけどね(←馬鹿)。

12月29日(水)

 案の定、寝坊してしまった。普段は6時頃起きるのだが、目が覚めたのは7時半。しかし、何とか始業には間に合う。ここだけの話だが、風呂に入らなかった。申し訳ない。やっぱり、風呂は夜のうちに入るべきだろうか?

ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター』Part1を通勤電車で読了。第1巻は、まあ、おもしろい、という程度だったのだが、こちらは傑作の予感。登場人物同士の一筋縄ではいかない対立関係の設定とその描写の匙加減に、作者の技量が伺える。早くPart2を読まなくては。

 というわけで、ブギーポップシリーズの残り全巻をまとめ買い。あと、金井美恵子の『恋愛太平記』1・2と魚喃キリコの『南瓜とマヨネーズ』を購入。

 久々にカラオケに行く。DDR付きのカラオケがある店だったのだが、残念ながらそちらは満室。JOY SOUNDの部屋に。最近の邦楽男性ミュージシャンはよく知らないので、椎名林檎とかaikoとかthe brilliant greenとか、女性ヴォーカルの曲を中心に歌う。

12月28日(火)

 明日も仕事なので早く寝なくてはと思いつつ、だらだらと夜更かしをしてしまう。これも一種の現実逃避なのだろうか? しかし、睡眠が2時間はやばいだろ、やっぱり。

12月27日(月)

木曜組曲』をようやく読了。後半はなかなかおもしろかったが、総じて平坦な印象。詳細は近日中に「BOOK」にアップする予定。ようやくリストの3冊目。目を覆わんばかりのスローペース。

 ここを見て、やっぱりWebサイトはかくあるべしと思う一方で、自分のサイトを省みていささか自己嫌悪に陥る。とはいえ、自嘲も度が過ぎれば見苦しいだけなのは承知しているので、これ以上は書かない。もっと勉強しなくちゃ。

12月26日(日)

 実は24日〜今日まで日記はまとめて書いている。いや、それだけ。

 24日に届いた『シェンムー』をプレイ。期待していたより自由度は低く、覚悟していたより設定やシナリオや台詞回しにイタイ部分が多いものの、だらだらと一日中続けてしまう。長ラン、リーゼントの番長や、ロングスカートでうんこ座りをして煙草をふかしているヤンキー姉ちゃんなどが登場するのは設定が1986年だからなのか。西洋人・東洋人の喋るカタコト日本語がステロタイプすぎてギャグとしか思えない。3枚目まで進んだところで中断して、シェンムーBBS、2ちゃんねる掲示板の家庭用ゲーム:シェンムースレッド、POWERTODAYのトダイBBSなどをチェック。もっと荒れるかと思っていたのだが、思いのほか平穏でなにより。

12月25日(土)

 クリスマス。柄でもないことをするも、恥ずかしいのでここには書かない。
 夕飯はなぜか焼き肉。うまかった。

 アンディ・デリスの『DONE BY MIRRORS』とTHE WILDHEARTSの『ANARCHIC AIRWALK』(輸入盤)を購入。後者は初めて見るCDだったのだが、いつ出たものなかは不明。

12月24日(金)

 仕事が終わったのが10時半ごろ。空腹で「おなかと背中がくっつきます」状態だったので、特急券を押さえてから24時間営業のジョナサンに行って豚の角煮を食う。しかし、料理が出てくるのが遅くて特急に乗り損ねてしまった。30分で間に合うと思ったのが甘かった。
 まあ、それはいいとして、隣の席に座っていたおじちゃん(ちょっとホームレス風)が、ケーキ1個だけ(飲み物なし)を注文してそのまま居眠りをはじめたのが印象に残っている。すぐさま店員に起こされていたが。やっぱり、クリスマスイブだからケーキを食べたかったのだろうか?

 セーターとシャツをもらった。着る服がなくて困っていたので、ありがたいことである。しかし、電車の中で開けて見ろと強要されて大いに困る。

12月23日(木)

Dの食卓2』をプレイ。シナリオのあまりのご都合主義に愕然(「スノーモービルを見つけた」って、一体どこで?)としながらも、DISC3まで進む(全4枚組。しかし、現時点でプレイ時間は10時間程度。相変わらず無駄にメディアを使ってるな)。なんだかんだ言ってきちんと進めているあたり、やはりおもしろいのだろうか? ともあれ、手放しでおもしろいと言えないゲームをつくる(それしかつくれない?)あたりがいかにも飯野賢治らしい、といえるのかも。

12月22日(水)

 会社帰りに高田馬場の駅前にあるビルの居酒屋「土風炉」(とふろ)で食事&軽く飲み。食品関係の仕事をしている連れ(食品会社勤務ではない)が、「月刊食堂」という雑誌に載っていたので一度行ってみたいと言う。
 元々映画館だったフロアを改装してつくった店ということで、天井が高く、座敷が中二階のようなところにあったり、串焼きの調理場の周りを囲んで座敷タイプのカウンター席があったりと、なかなかおもしろいつくり。座席の間隔は近すぎず、いい感じ。店員の接客も過不足ない。刺身がいちばんの売りということなのだが、まぐろの赤身は冷凍ものなのが明白でいまいち。でも、「今日の鮮魚」ということで出てきた金目鯛の刺身はおいしかった。串物もなかなか。そらけいは中ジョッキ一杯とジントニック一杯。連れは中ジョッキ一杯と日本酒。
 帰りは特急で、件の「月刊食堂」の記事を読む。もうべた褒め。ポジショニングとしては、客単価4000円くらい、メインの客層は40代前後のサラリーマンということで、確かに学生風の団体は少なかった。原価率の設定の話なども興味深く、つまり、刺身だけ食べるのがお得、ということだな(刺身は利益を低く抑えているらしい。メニューのトータルで平均的な利益になるよう値段を設定しているのだ)。
 たまにはこういうものを読むのもおもしろい。たまには、だけど。

 地元のTUTAYAに寄って『Dの食卓2』を購入。アルコールで身体がだるかったのだが、ちょっとだけプレイ。オープニングムービー見るのにいきなりDISC4を入れろはないだろ。
 本編のイベントシーンは冒頭からなんとも台詞がくさい。すべての台詞で感動させようとしなくてもいいと思うのだが。ゲームのパートは好感触。(以前の作品と比べると)ストレスも少なく、気がつくと結構時間が経っている。ハンティングがおもしろい。戦闘シーンも、雑誌の評価はいまいちだけど、マシンガンを撃ちまくれるのでなかなかの爽快感。
シェンムー』が控えているので、明日中に終わらせるつもり。

12月21日(火)

 朝6時に起きて会社に行って午前1時半に帰宅すると、さすがに日記に書くことが何もない。あ、でも、帰りの電車の中で寝ずに恩田陸木曜組曲』を読んだ。まだ半分くらい。いち読者の希望としては、これ以上ミステリに色気を出さないでSF系(?)の小説を書いて欲しい。『光の帝国』の続きを熱望!
 あと、ブギーポップシリーズの続きを読みたいのだが、本屋が開いている時間に帰れない……。

12月20日(月)

 パス(1回目)。

12月19日(日)

 というわけで、今日も浪費にいそしむ資本主義の奴隷い-35号です。
 何となく勢いで『クリスマス・シーマン』を買ってしまったのだが……。
 当然、出てくる疑問としては、
 (1) 誰に送るのか?
 (2) その相手はドリームキャストを持っているのか?
 という2点があると思うが、まあ、(1) についてはプライベートの話なのでここではおいとくとして、(2) については、「持っていない」ということを書いておくにとどめようと思う。ワールドワイドに自分の馬鹿っぷりをさらすのもアレなんで。セガ信者と呼ばれて石投げられるのも厭だし。
 でも、ほら、メールもインターネットもできるしさぁ、まったくの無駄ってわけでもないと思うんだよね。……て、誰に言い訳してるんでしょうか?

 それはさておき。
 シーマンは相変わらずいい味出してますなぁ。基本的に考え方が保守的で説教好きのオヤジっぽいところがウケているポイントかも。難解なようで、実は非常にわかりやすい思想の持ち主だし。会話のバリエーションは結構あるようなので、本体の日付をいじればメッセージ作成の部分は何度でも楽しめそう。当然、サーバは期間中しか使えないはずなので、受信メッセージに関しては他のパターンを楽しめないのは残念。まあ、そういうソフトなんだから仕方ないけど。
 それにしても、パッケージの書かれている「メッセージを送ることができる相手と告白内容の例」にある「●上司へ……給料あげてくれ」なんてあまりにも馬鹿馬鹿しくて最高。あと「●客へ(ホステス専用 年末スペシャル企画)……プレゼントほしい」とか。

 他には、『ヨリが跳ぶ』20巻(完結編)と『ディスコミュニケーション』精霊編1巻、アルスラーン戦記10巻『妖雲群行』、「MAC POWER」1月号、「MAC LIFE」1月号などを購入。

12月18日(土)

 昨日の日記に書き忘れたのだが、『新世紀エヴァンゲリオン』5巻と、上遠野浩平ブギーポップは笑わない』を購入。『ブギーポップ〜』のほうは、「メフィスト」誌上に来年この作者の書いた本格ミステリが出版されると大々的に宣伝されていたので興味を持ったことがひとつと、大森望氏の日記で『ブギーポップ〜』の映画の試写会に触れた折りに「視点人物の知らないところでいつまにか話が終わっちゃうところに新鮮なサプライズがある」と書かれていておもしろそうだと思ったなどの理由でとりあえず一冊買ってみた次第。さわりだけと思って読み始めたのだが、そのまま読了してしまった。おもしろかったです、はい。イラストも好みだし。すでにシリーズが何冊も出ているようなので、とりあえず続きを追ってみるつもり。しかし、この年になると、あの手のファンタジー文庫系を買うのはちょっと恥ずかしいんですが(「ファミ通」や「ドリマガ」は恥ずかしくないのか、という意見はこの際、無視する)。

12月17日(金)

 ワコムファーボを衝動買い。タブレットを使うの初めて。適切な設定もよくわからないので、とりあえず落書きをしてみる(50%に縮小してあります)。絵を描くこと自体、かなり久々なので、非常に戸惑ってしまった。まあ、なんとか使えそう。

 スペースチャンネル5』の1面がクリアできない〜! ボスキャラがどうしても倒せないのだ。せめてボスキャラの直前からやり直せればなぁ。さ、練習練習。

 最近、「READ ME!」「HEY! BULLDOG」を足がかりに色々な人の日記を見ている。で、自分の日記を読み返すにつけ、典型的な駄目日記になりつつあるなぁ、と思う(最初からそうだという説もある)。少なくとも、そらけい個人を知らない人が読んでもまったくおもしろくないであろうことは見当がつくし、知っている人が読んでもあまりおもしろくはないだろう(反応を期待している発言ではないので、念のため)。とりあえず現状での自分の位置づけとしては、単なる「独り言」「覚え書き」程度なのだが、それは単なる開き直りに過ぎない気もするし、そんな文章をWeb上で公開するのはいかがなものか、とも思う。当初の目論見としては読書ページをメインにするつもりだったのだが、最近になっての読書量の急激な減少にともない、それも難しい状況となっている。
 では、どうするか。
 個人的には、武田百合子の日記のような、あくまで身辺雑記でありながらそれだけで充分読み物としておもしろい日記を書きたいとは思っている。現状では単なる「ダメおたく日記」あるいは「資本主義奴隷の消費日記」でしかない(後者はそれはそれでおもしろそうではあるけど)。
 必要なのは細部なのだろう。しかし、そらけいの日常にはその書くべき細部がない。

12月16日(木)

 セガの奴隷としての責務を果たすべく『スペースチャンネル5』を購入。ちょっと変わったリズムゲー、といった趣向のゲームなんですが(タイトルが公開される前は「踊る大操作ゲー」と呼ばれていた)、音楽とビジュアルに横溢するレトロ・フューチャーな感覚が秀逸。美麗なムービーの背景の中を、ポリゴンで描かれた多数のキャラクターが踊りながら行進する様は、馬鹿馬鹿しくも感動的。結構難しい、と感じてしまうのは、やはりリズム感がないからだろうな(どうでもいいけどこの文体、いかにもなゲームレビュー風でアレですな)。

 サイトのファイル構成を整理。こういう時は、やっぱりソフトがあると便利だな〜。

【▼次の日記】 【▲前の日記】 【日記のトップ】 【トップページ】