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9月26日(火)森博嗣『魔剣天翔』(★★★)読了。航空ショーのアクロバット演技中、搭乗者が射殺されるというメインの謎の処理が、いつものように捻りすぎておらず、シンプルで良かった。シリーズ冒頭の数作で敬遠している方も、一読の価値はあるかも(キャラと会話がダメ、という方にはやっぱりお薦めできないけど)。また、保呂草の事件へのかかわり方が、、サスペンスを演出するまでには至っていないにしろ、物語の見せ方を重層的にするために一役かっている。飛行機に対する記述に作者のストレートな愛情が感じられるのも好印象。練無と関根杏奈の関係や、スカイボルトと関根朔太の謎の処理などに若干不満があるけど、全体として非常に楽しめた(ただ、表4のあらすじはアンフェアですね。嘘を書いてはいけない)。 遅ればせながらaiko「ボーイフレンド」を購入。以前にも書いたけど、「カブトムシ」と「桜の時」には割と不満で、こういう曲を待ってたんです。 あと、書店でフレッド・カサック『殺人交叉点』、恩田陸『光の帝国』(文庫版)、鎌田敏夫『うしろのしょうめんだあれ』を購入。とりあえず、次は『殺人交叉点』かな? |
9月24日(日)以前の日記で触れた「読売の拡張員がひどいんですー。」スレッドなんですが、サーバの移転に伴って、スレッドが2つに分岐してしまっている模様。どうりでここしばらく発言が増えないと思っていた。というわけで、本流となっているスレッドはこちら。 古処誠二『少年たちの密室』の感想は、できれば『UNKNOWN』を再読してから書きたいな、と思っているんですが、そんなことを言っていると、有栖川有栖『幽霊刑事』の二の舞になるかも……(自覚はしてるんです)。 眼鏡を壊してしまった。昨晩、酒を飲んで帰宅(実家に)して、迂闊にもそのまま(眼鏡をかけたまま)寝てしまったのだが、起きたら身体の下敷きになっており、右側の蔓が根本で折れていた。瞬間接着剤でつけようにも、接着面が小さすぎてうまく固定できない。濃いブルーのセルフレームの眼鏡で、すごく気に入ってたんだけど。仕方なく、以前使っていたメタルフレームの眼鏡を使用中。 |
9月17日(日) 古処誠二『少年たちの密室』読了。前作もおもしろかったけど、今作はさらにそれを上回る完成度。前作がちょっと独特な作風だったので、そういう作家なのだと誤解している人は多いはず(自分もそうだった)。感想はもう少し時間をおいてから書くとして、とりあえず強くお薦めしておく。 |
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