2002年旅行記ハイキング&トレッキングVOL..2

Itinerary
8月10日(土) 成田から出発 バンクーバー乗り継ぎでカルガリーへ
カルガリーからレンタカーでバンフ入り
Brewster's Mountain Lodge, Banff
8月11日(日) ヒーリーパスハイキング
8月12日(月) ツインフォールハイキング Lake Louise Inn, Lake Louise
8月13日(火) パーカーズリッジハイキング
ジャスパーへ
Whistler Inn
8月14日(水) サルファースカイラインハイキング
8月15日(木) ジャスパーで乗馬
ジャスパーパークロッジ探検&レイクボベール散策
8月16日(金) ツージャックレイクでノンビリした後カルガリーへ移動 Delta Calgary Airport, Calgary
8月17日(土) 帰国の途へ 機内泊
8月18日(日)
※乗馬、ハイキングはリンク先の専用トピックページでお楽しみください

 今年もハイキング中心
  昨年(2001年)のハイキングがとても良かったので、引き続きチャレンジすることにしました。ガイド地図を読むにつれ、行きたいトレイルがまだまだたくさんあるので、とてもワクワクしてきます。昨年同様、バンフとジャスパーに行くことにし、一泊だとドライブするだけに終わってしまいがちになるフェアモントホットスプリングスやラジウムは今回はずしました。あのへんはゴルフをやるには丁度いいし、ホテル代も安いんですけど、バンフ&ジャスパー付近のトレイルに集中することに。
成田空港の賑わい バンクーバー行き
  今年はバンフの宿を変えてみました。Brewster's Mountain Lodgeというところで、よりバンフの中心街に近いところにあります。ホテルの雰囲気はグッドでした。部屋も小さめながらログ作りの暖かみが感じられます。また、外へ出て、食事やショッピングをするにも非常に便利です。一方、その分ホテル付近の人通りは多く、車で来ると最徐行で気をつけなくてはなりませんし、時に大型バスが駐車している時もあって、ややスムーズさに欠けるところがありました。
機上からのバンクーバー 部屋からの眺めです!

 前半ハイキング三昧
  着いてから翌日、翌々日は天気も良く、順調にハイキングをすることができました。ヒーリーパスでは絶景のお花畑、ツインフォールでは雄大な山と氷河の眺めを満喫。ツインフォールに行った帰りは、レイクルイーズインに宿泊しました。一番安いエコノミーダブルの部屋を予約していったのに、チェックインしてみたら、グレードが上がり、キッチン付のエグゼクティブスイートにしてくれました。料金はもちろんエコノミーのまま。非常にラッキーでした。少々疲れが出ていたので早めに眠ることに。翌日は部屋で日本から持ち込んだカップそばの朝食。う〜ん、こういうときは最高に美味いですね。
サンシャインスキー場
ゴンドラ駐車場
ヒーリーパス花畑で一枚!
  さて、翌日はアイスフィールドパークウェイをジャスパーに向けて出発。途中でパーカーズリッジの小ハイキングを入れる予定です。いつものように景色を楽しみながら北上。お気に入りのボウレイクにも立ち寄って休憩していきます。でも、北上するにつれ、雲が次第に出てくるようになりました。そう天気予報もジャスパーでは今一つなのです。パーカーズリッジでは、登り始めの天気は良かったのですが、高度を上げるにつれ、怪しくなっていきました。尾根では薄暗い曇り空となり、突風も吹いて、とても寒かったです。防寒のため初めてレインウェアを着用しました。
  ジャスパーに着くとまずは予約した宿探しから。今回は初めてのところが多く、ジャスパーでもWhistler's Innというところです。ジャスパー駅の真ん前にあるというロケーションですが、駐車場は裏にあってわかりにくい上に狭い。結局満車で、線路沿いにある公共の駐車場に停めることにしました。公共の駐車場も昼から夕方にかけては混雑しているので、空きを見つけるのも一苦労。でも結局、3泊とも宿の駐車場は利用しませんでした。

 ジャスパー:天気は下り坂&おすすめレストラン2軒
  5日目。ジャスパーでのハイキングは、ミエッテホットスプリングスからのトレイル、サルファースカイラインです。当然ハイキング後の温泉も楽しみ。ですが、天気が朝から冴えません。小雨が降ったり止んだり。温度も低くなっています。まあ、行くだけ行って、雨なら温泉だけ入ってこようと出発。着いてみると、一応雨は止んでいたので、とりあえずハイキングは決行。しかし頂上は霧と風でゆっくりできず、でした。下山後、温泉でのんびりし、ジャスパーに戻って早めにトンキンインのレストランで、アルバータ牛のステーキで夕食です。ここの店のステーキは柔らかく、味もいいのでお薦めです。
  6日目も午前中は天気が今一つです。歩き通しなので、本日は歩くのをやめて、午前中は前の日に予約しておいたピラミッドレイクで乗馬です。2時間コースに申し込んだのは私たちだけで、ガイドさんを独占!はいいのですが、英語力の関係で話を聞き取るのが精一杯で、気の聞いた話をこちらからして会話をする、というところまではいきませんでした。少し張り合いがない客だったかもしれません。曇り空のため遠くの山々を見渡せなかったのは少し残念。気温も低く。終了時には身体が冷えてしまいました。待合小屋の焚き火で暖めることができ、感謝。
左の建物が乗馬事務所
  夕食は今まで行ってないところに行こうということで、検討した結果、フィードルリバーレストランに行きました。行ってみると盛況で、私たちが入った時点で満席となったようです。この店はシーフードの店で、その日のおすすめディッシュが書かれた黒板がドンと席に持ち込まれます。それぞれカジキとトビウオを頼んだのですが、ソースも凝っていて味もよく、盛り付けもありがちな大雑把なものではありません。また、前菜に頼んだ「sashimi」、すなわちサーモンの刺身はわさびと醤油でサーブされ、とろけるような味でした。ただ、ワインクーラーが業務用の醤油の缶だったのはご愛嬌。お店の人が日本人だからということで出してきたようです。また来て見たいお店の一つです。店を出るとき、外は本格的な雨となっていました。
ジャスパーパークロッジ
周辺案内看板

 夏の雪化粧&空港まで
  7日目。一気にカルガリーまで戻ります。早い時間にアイスフィールドパークウェイを抜けるため朝早い時間に出発。雨はもう上がっています。その雨上がりのハイウェイを気分よく車を走らせていると、驚きました。山々が雪化粧をしているのです。昨夜の雨は高度が高いところでは雪になっていたようです。数日前に通ったパーカーズリッジも別な場所のようでした。真夏のロッキーでも雪が降るんだ。また新たな発見をしました。
これが、 こんな風に!
  昼過ぎにはバンフに到着し、穴場のツージャックレイクで休憩。バンフからも近いのに観光バスは来ないので、とても落ち着けます。しばらくボーッと湖面や水鳥、プレーリードッグを見ながら旅を振り返る一時でした。その後、カルガリー空港へ一直線。車を返し、空港内にあるデルタ・カルガリー・エアポートにチェックイン。もうお決まりのコースに。夕食は空港内の「Ocha」で、ビーフボウル。横の中華ではサッポロビールが売っているので、それも買います。安上がりで大満足!
ツージャックレイク
(マリーンレイク風)

 国内便の変更
  実は今回のカナダでは途中で宿の変更をしました。本当は最終日前日、ジャスパーから戻ってきてバンフで一泊し、翌朝カルガリーに向かうはずだったのです。理由は飛行機、なのでした。この年は前年のテロから空港でのセキュリティチェックがものすごく厳しくなっていたのは周知の通り。行きの飛行機では太平洋便が少し遅れ、その後の入国審査やセキュリティチェックで並んだ結果、予定の乗り継ぎ便に乗ることができませんでした。で、帰りを考えると、帰りのバンクーバーでの乗り継ぎ時間が1時間しかないではないですか。こりゃ、少し遅れたらアウトだ(太平洋便は当然ながら本数が少なく、乗り遅れたら翌日になってしまう可能性大)ってことで、JALに電話して、帰りのカルガリー=バンクーバー便を早い時間に変えることができないかの交渉をしました。しかしながら、買ったのは割引のPEX、「前売り悟空28」、基本的に予約の変更ができません。JALの人(アメリカのセンタの人)はいろいろ親切に何とかならないか本国(つまり日本)に問い合わせてくれたりしてくれたのですが、あえなく変更不可。日本は冷たいなあ、ってしようがないか。でもこういうときに頼めば無理を聞いてくれるのが北米大陸。当日朝早く空港に行って、カウンターで言えば何とかなるんじゃないかということで、当初のバンフの宿をキャンセルして、空港の宿に変更したのです。で、当日早朝に宿をチェックアウトし、空港のカウンターへ。エアカナダのおじさんにそのことをお願いしてみると、「このチケットは変更できないんだよ」との答。「やっぱりだめか」とガッカリ。ところがところが。ボーディングパスを受け取る段になって、「じゃあスタンバイで入れといたから」と、なんと予定より2時間前の飛行機に乗れるよう手配してくれたのでした。なかなかやるじゃん。バンクーバーで成田行きのボーディングを待っている間、他人の人たちの会話を聞いていると、本当は前日の飛行機に乗る予定だったのに乗り継げなくて一日待ったというお客さんが何人かいた模様。教訓「混雑時の乗り継ぎ時間は余裕を持って予約すること」

 まとめ
  今回は前半ハイキング三昧、後半は天候のせいもあってわりとノンビリというようなこととなりました。もう少し日程全般にイベントを分散したほうがいいなあ、ということと、ジャスパー近くのトレイルは本格的なものが多く、日帰りコースという点では、バンフ、ヨーホーにもまだたくさんあるということで、次回は活動範囲をバンフ近辺にしぼった方がいいかなと感じました。まだまだロッキーには飽きません。
今回の愛車



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