久住山@九州:大分市 (紙風船:冬が来る前に) 

 九州に来て約2ヶ月経った。来たばかりの頃は、プラタナスの落ち葉が通勤道に舞う中を自転車で走っていると、異国の地の秋景色も良いものだなと納得していた。やがて年の瀬も押し迫った頃、とかく雪がこいしかった。せめて雪景色を見るだけでもと、山の写真集を見ていると、写真の中に音が聞こえてきた。触ってみたくなった。また、雪の匂いが嗅ぎたくなった。車の中で錆びかかっているピッケルとアイゼンを磨いてから土曜の夜は早く寝た。


久住山:南登山道入口より(1月)


 久住山頂にて】【平尾台のススキ】【真鶴一万羽】【釧路の丹頂鶴】【飛び立つ