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インプラント日記 : インプラントその後 56

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2006-12-08(金) 神経の痛み/久しぶりの歯医者さん

久しぶりの歯医者さんですが、
予約の電話をすると、お久しぶりです。と、ちゃんと覚えていてくれてました。
一度取った予約時間を変更したくて、すぐに電話をかけ直して、
もしこっちの時間が空いていたら…、と言ったら、
どっちみち、すでに他の患者さんの予約は入っているのですが、
私の場合は優先的に入れてくれてるのだそうです。
なので何時でも良いですよ、とのことでした。
そうだったのかー。すみません。
まぁ私の場合は、すでに治療ではなく確認みたいなものですからね。
でも今度からはなるべく余裕を持って予約することにしよう。

受付で鍼治療の領収書を渡す。
いつもありがとうございます。よろしくお願いします。と言いながら出す。
自分でも、ちょっと変だったかも? と思いつつ、
でも、いつ終わるともしれぬ治療費を、ずっと快く支払ってくださって、
こうして誠意ある対応をしてくださってることに対しては、
自然に感謝の気持ちが出てきます。

前回、歯医者さんで、左下一番奥のクラウンを本装着したのが7月28日。
しみるかどうか様子を見て、また見せに来てください。と言われてから、
4ヶ月以上経ってしまいました。長ーい間、様子を見ていたわけです。
クラウン装着後、しばらくは沁みていたものの、徐々に治まってきて、
最近では気にならなくなりました。
あの痛みは、いったい何だったのでしょう。けっこう何年間も痛かったよ?
私と同じようにインプラントで神経損傷された方で、
やはり同じように関係ない隣の歯が痛くなったという方もいらしたので、
原因は分からなくても、実際、そういうことが起こるのかもしれません。
なにはともあれ、痛みは気にならなくなったので良かったです。

神経損傷部分について聞かれました。
そう! これについても、実は変化があったのですよ。
と言っても、いいことかどうか分からないけど、
最近、痺れている部分に、痺れとは違う痛みを感じるようになったのです。
何もしなくても、いつもより痛い気がするし、
最も痛かったのが、トーストを食べたとき。
(表面が固いトーストのせいか、たまたまそのときが、だったのかは分かりません)
左側の歯茎や頬の内側にそのトーストが触ったとき、
あごの表面に痛みが走りました。思わず、イター! って声が出たぐらい。
ペンチで、ちょっとつねられたような感じ。
そう、そのぐらい痛かった。
ペンチで、「ギューッ」っててほどじゃないけど、軽く「ギュッ」って。
…可哀想でしょ。
変化があるというのは、いいことなのかもしれないけど、
毎回、こんなに痛いのはちょっと嫌かもー。
いや、痛いのは確かに嫌だけど、「治ってる兆し」と思えば、嬉しいことかも。
とにかく、そのような痛みが少し出てきたことを話しました。
それが良い事か悪い事か、まったく関係のない事かは、先生も分からないようでした。
鍼の先生にも話していますが、分からないようでした。どうだろうね?

次に、いまだに気になるのが、歯茎を移植した部分の段差です。
毎回食べ物カスがつまるのが、やはりどうにも…。
いつでもどこでも食べ終わった際には、必ずお水でブクブクうがいを強いられています。人知れず。
もう少し、どうにかならないものだろうか。
前にもやったように、もう少し削ったりはできないでしょうか…? と聞きました。
以前の話では確か、もう少し削ることもできるし、それはいつでもできるから、
ということになっていたような気がする。
ところが今回は、先生は難色を示されました。
せっかく移植した歯茎を、これ以上削ってなくしてしまうことは、したくないとのこと。
食べ物がつまって煩わしいでしょうが、この状態で使ってほしい、とのことでした。
うーーん、そうかぁ…。
先生の中では、この部分に関しては、もう終わった、と思っていたのかもしれない。
これに関しては、一生、我慢するしかないのかぁ。
年寄りになってからが、とても不安。(´;ω;`)

それから、本当はもうひとつ先生に相談したいことがあったのです。
ビタミンB12のお薬、メチコバールを出して欲しい、ということ。
ビタミンB12は末梢神経の修復を促すのです。
最初は私にも歯科医院から処方されていたのですが、
ここの先生と神経治療の件で歯科大に行ったとき、歯科大の先生が
「3ヶ月飲んだならもういいでしょう。長期に出すと健康保険もうるさいでしょうから」と言ったので
メチコバールの処方はそこで打ち切られてしまったのです。
でも、もともとメチコバールは、長期間飲まないと効果が表れないものだし、
長期間飲み続けても副作用などの問題はないものだし、
何よりメチコバールの効能が
「障害を受けた末梢神経の修復を促進させる効果」って、私にピッタリそのものじゃん!
ぜひ飲みたい。なのに、
健康保険もうるさいでしょうからねw って、そんな理由ってどうなの?
と、そのとき、私は内心、憤慨していたのです。
後日、私と同じようにインプラントで神経損傷された方からメールをいただきました。
その方はメチコバールをずっと飲まれていましたが、
その方の先生は健康保険を通さず、直接、薬を買っている、とのことでした。
その辺の仕組みはよく分からないのですが、
とにかく健康保険に関係なく、薬は買えるようです。
処方がストップされてからも、なんとなく、飲んだほうがいいような気がして気になっていました。
もう一度出してもらいたい…。
保険を通さずに薬を買う、って、お医者さんにとってはどうなんだろう。大変なことなのだろうか?
まわりに相談したら、とりあえず言ってみれば? と言うんだけど、
すでに鍼の治療費払ってもらってるし、なかなか言い難いものですよ。
調子に乗ってんじゃねーよ! とか。…そんなことは思わないかもしれないけど。。
今日は機会を図って、言ってみよう! とも思っていたのですが、
さっきの、 歯茎についてはこれ以上、施しようがない、というのを聞いて、
なんだか言いにくくなってしまいました。
これがダメだったらこれ、みたいな感じに思われやしないかと…。

後は軽くかみ合わせなどを見て、今日のところは、以上。
先生が、最後に、
今、鍼に通われているかと思いますが、
それについては今後もずっとこちらでみていきますので…、
と、改めて、そう言われました。
はい、そしたら、あの、メチコバールも…!
っては、やっぱり言えなかった。
後で思えば、このときが言う機会だったかも。

受付で、前回渡した領収書の分の治療代を受け取りました。
半年分以上あったので、10万越える額。
よろしかったら、今後は銀行振り込みにしましょうか? と言われました。
ひと月でもふた月分でも、ある程度領収書をまとめて送ってもらえば、
銀行口座に振り込みします、とのことです。
その方がこちら(医院)も楽ですか? と聞いたら
いえ! それはりこさんがご都合の良いほうで構いません、とのこと。
ただ、一時的にこれだけの額を立て替えていただくのも大変でしょうから、と。
んー、そうですねぇ。まぁ、そうしてもいいかな? ということで、
銀行口座の番号を伝えて、今後、振り込みしてもらうことにしました。
今日渡した領収書の分も口座に振り込んでおきます、とのこと。
いつも治療代を受け取ったときに、その場で領収書にサインをしていましたが、
今後は、医院に行った際、まとめてサインしてくれればOKとのことでした。
後日、口座を確認したら、この日のうちに、その日渡した領収書の分が振り込みされていました。
すぐに確認して、すぐに振り込みに行ってくださったようです。
信頼できる歯医者さんだわ、と思いました。

損傷部分の痛みについては、いつのまにか、また元どおり(ピリピリした痺れ状態)に
なりました。
痛みが出る前より、感覚が少し戻った! とか、そういうことはないみたい。
あーーーあ!
まぁ、気長に、気長にね。


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