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インプラント日記 : インプラントその後 64

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2008-06-13(金)  「口の周りに置き鍼」と「奈良先端科学技術大学院大学・神経を伸ばす分子の仕組みを解明」の巻

鍼治療の最後に、置き鍼をしてもらいながら、
この間、歯医者さんで聞かれたことを、話してみる。
承知のように、私は、歯医者さんに治療費を出してもらいながら通っていて、
症状にまだ変化はないという状態なわけですが、
この間、歯医者さんに
『それについて鍼の先生は何とおっしゃってますか?』
と聞かれたのですが…。と。
先生が、すぐには返答に困っているようだったので、
だから、あの、神経の回復には長い時間がかかって、人それぞれのようです、
と言ったんですけど、そうなんですよね? と、確認するように言いました。
先生は、うん、まぁそうですねぇ…。と言いながら、
「それは、そろそろ治療は打ち切り、とか、そういうことですか?」
と、聞いてきたので、
いえ、そういうことではなくて、
『治療費については これからも続けてお支払いします』と
それははっきり言われたんですが、
率直に、どのぐらいで治るのかどうかを気にされているんじゃないですかね…。
と答えました。
そうだよね。うん、そういう感じだった。
先生は、どこか専門的なところで治療してもらったことはありますか?
と聞いてきて、
ここと並行して、歯科大でSGBや赤外線治療をしたことがある、と答えると、
いや、そういうことじゃなく、
神経学的に調べたことがあるかどうかと。
神経学的に…? どうなんだろう。
でも、神経学というか、歯科大でも、
オトガイ神経を損傷した、ということははっきりしていて、
それは、歯科の手術においては、ままあることで、
治療としては、SGB、スーパーライザーとか、そんなところで、
あとは、繋がるのを待つしかない、というのが、一般の見解なんじゃないかなぁ。
鍼の先生は、
「私は神経学的なことは分からないです」と、おっしゃいました。
うん、そうですよね。
この先生は、いつもとても正直。
鍼は、目の前の痛みを取り除くのが、得意分野だもんね…。

いやー、ちょっと、どうするかねぇ、みたいな雰囲気になっちゃったので、
私は通うのは苦痛ではないので、
これからも気長に続けますよ、と言いました。

以前、逆に、鍼の先生から、
こんなに長く通っていて、歯医者さんは何と言ってるんですか?
と聞かれたこともあったっけ。
お互い腹の探り合い。…違うか(笑)

先生は、少し考えて、
置き鍼を、今日は、もっと患部に近いところに打ってみますか? と言う。
いつもは、耳の後ろと前ですが、それを、口の周りにも。
それはちょっと目立ちますねぇ。ちょっと嫌かも…。
今から、明日の朝ぐらいまででいいそうですが。
でも今日はこれから人と会うしーー。
いやー、でもそんなこと言ってる場合じゃないの?
先生も、早く何とかしようとしているの?
「口の周りに置き鍼をすると、神経の回復が早くなるんですか?」
と、聞いてみる。
だったら、私だって、やぶさかではない。
「早くなる、というか、耳の周りよりは、効くかな、ということです」
とのこと。
うーん、良く分からない。「効く」というのは、どういうことだ?
私の目的は、神経が早く再生されて繋がって元どおりになる、ということだけど。
「私は、別に、痛いわけじゃないし、
確かにジーンと痺れていて不快ではあるけど、
今すぐどうにかして欲しいほど我慢できない、というわけではないので…」
と言ってみる。
だって、置き鍼って、結局、痛みを麻痺される、ってことだよね?
私のほうは、あまり乗り気ではなかったのですが、
先生のほうは、口の周りに打ってみたいようで、
今日がダメなら、次は、打ってもいいときに来てください、と言うので、
うーん、だったら、今日でもいいです、とOKしました。
このあとは神経内科の予約が入っていて、病院内なら、別に構わないし。
まぁ、汚く見えなければ、そんなには気にしないし。
後で、鏡を見てみて、嫌だと思ったら、はがしちゃってもらっていいですから、
とのこと。
3箇所、鍼を入れました。
細い鍼を入れて、その上から、小さな肌色のシールを貼ります。
後で鏡を見たら、それほど目立つ感じではありませんでした。

でも、結局は、その後、カフェでケーキを食べているときに
痛くなったので、1箇所はがし、
家に帰ってから、少し痛くなったので、もう1箇所はがし、
夜、顔を洗ったら、シールの端っこがはがれてうっとおしかったので
最後の1個もはがしてしまいました。

何というか、
置き鍼を入れても、症状(痺れ度合い)が変わるわけではなく、
また、肝心の神経の回復が早くなる、というわけでもないなら、
(先生はそう言わなかったもんね)
わざわざ、顔に置き鍼しなくてもいいようなぁ。
とも、最近、思っているのですが…。
まぁ、血行を良くして、回復を促す、ぐらいの作用はあるのかなぁ。
どうなんでしょう。
はぁーー…。
何か、神経再生にテキメンに効く、何か、ないのかなぁ。


さてさて、先日、こんなプレスリリースがありました。

神経を伸ばす分子の仕組みを解明 ~神経再生の治療法開発に期待~
奈良先端科学技術大学院大学

これって、私の症状にも関係ある?
「神経再生の治療法開発につながる可能性…」
まぁ、実際の治療法が確立されるのは、ずいぶん先になるのでしょうけどね。


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