2003-08-11(月) 専門の治療を歯科の先生に相談
ひと月ぶりの歯医者さんでした。今日は主に痺れ検査です。
まず、痺れ部分、今までのように何も感じないのではなく、足が痺れたときのような
チリチリとした感じになっていることを伝えました。
それは、変化があった、ということで、いい傾向だと思います、と言われました。
それから上顎の歯茎を切り取った部分にまだ水泡ができることを伝えました。
麻酔をしてその水泡をつぶしたあとレントゲンを1枚撮りました。
先生の見解では、それは肉を切り取ったことには関係がなく、もしかすると
その部分の歯の根元に疾患があり、それで膿が出ている可能性もある、とのこと。
ただ、今撮ったレントゲンでは判断がつかなかったので、これについては
少し様子を見ていく、ということになりました。
歯茎を切り取った時期と、その症状が出る時期がたまたま重なったのかもとのことでしたが
私は傷跡の治りのせいだと思う…。手術後からずっとしみてるし。
仮歯を留めているボルト穴のセメントを埋めなおして、
次に、痺れの範囲検査をしました。
今回は、今までとは違い、少し触っただけで響くという状態なので、
その響く範囲をみる、ということになりました。
これの感じ方がまたちょっと難しかったです。
「正常に感じる」「響く」「微妙」と、やはりまだ「何も感じない」というところもありました。
いつものようにペンでしるしをつけて鏡で見せてもらったら、
痺れ範囲の右下部分、直径1cmぐらいの範囲がまだ無感覚でした。
全体の知覚異常の範囲としては、さほど変わってはいませんが、
初めにも言われたように、今まで何も感じなかった部分が、
正常ではないにしろ感覚が出てきた、ということはいい傾向である、とのことでした。
いつものように写真撮影。歯茎についても正常部分、響く部分、感じない部分を、ざっと調べました。
次はひと月後、今度はインプラント部分の歯を作っていく、とのことでした。
左の、移植した部分の歯茎がまだ白っぽくて、それも気になっていたのですが、
それは移殖したものであるから、ある程度は仕方のない、ということでした。
歯茎自体はよくできていると思う、とのことでした。
…気になりますか?
と先生のほうも、それが気になるという感じで聞いてきましたが、
何か悪くなっているということでないのなら、大丈夫です。と答えました。
ただ右とは全然違う感覚で、それは知覚がないという問題ではなくて、
右と比べるとなんかごつい、という感じ。でもそれは歯茎移植したんだからそうなのかな。
私の口の中、なんやややこしいことになったでぇ、ほんま!
って感じ。
あと、痺れについて、
「専門医に診てもらったほうがいいという話も聞いたりするのですが、
このまま様子を見ていくということでいいのでしょうか」
と聞いてみました。
それについては先生も、いろいろ調べられていたようです。
鍼灸が使われる、ということも調べていました。
そして、もし私のほうに、そういう治療の希望があれば、
どこか信頼できるところを紹介しようと思う、と言ってくれました。
ただ、どこでやるかが問題で、やってるならどこでもいいというわけにはいかず
いいところを探すのが難しいとのことです。
また私のほうに診てもらう病院の希望があれば、そちらの先生に
経緯を説明します、とも言ってくれました。何なら会って説明してもいい、とも。
ただ、それは私のほうもよく分からないので(神経科や麻酔科の先生に知り合いもいないし)、
先生のほうでも引き続き調べてくれる、とのことでした。
そういう治療をすると、時間だけは取られることにはなってしまいますが、
費用についてはこちらで負担します、と言ってくれました。
ただし、今飲んでるメチコバール錠にしてもそうだし、鍼灸にしてもそうだし、
いずれも決定的な治療法でなく、あくまでも補助的なもので、
やったからといって、効果があるかどうかははっきりせず、
結局は神経が繋がるのを待つしかないのは、事実なのだそうです。
また最終的に違和感が残ることもやはりあるそうです。
でも、とりあえず良かった。言ってみて良かった。
他の治療を受けることにも気を悪くされないで、
むしろ先生のほうでも調べてくれていたし、費用の心配も取り除いてくれたし。
私が納得できるように考えているのが感じられ、
やはり、いい先生なのだと思いました。良かった。
口が痺れてるだけでも十分悲しいからね。他のことで悲しい思いをしたくない。
私としては、やはり口のことだし、できる限りのことはして治したい、と思います。
具体的にどういう風に、というのは、これからだけど。
今日の代金 720円でした。