*キッチンペール *ギャラリー *インプラント日記 *メ モ *掲示板 *HOME
2009-10-05(月)
「日本、温室ガス25%減なら排出枠購入で、1兆7000億円が必要です」
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015891631000.html#
ですって!
笑うわー。
これさー、民主に入れた人たちだけで払ってくださいね! っていうのはダメなの?
望んでいたんでしょ?
結構なことなんでしょ?
ほら、25%削減に「賛成」79%ですって!
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20091005/20091005-00000022-jnn-pol.html
TBS調べですけどね。ドコに聞いたんだかww
あーあ。日本が金を回してくれると思って各国が手ぐすね引いてるよー。
払った後は、お決まりのごとく、
日本は金を出すだけで環境に貢献していないデース!
とか言って叩かれるのでしょう。笑うわー。
週末はノースリーブで過ごしていたのに、今朝は急に涼しくなりました。
着る物がなーーい!
去年の今頃は何を着ていたんだろう?
って毎年毎年不思議。
秋の服を買いに行こうにも、買い物に着ていく服がありません。ホント。
私は襟のない長袖が似合わない。
服に関しては、春と夏は嫌い。
こうなったら、早くタートルやアウター着るぐらいに寒くなって欲しいです。
だけど、地下鉄の駅と会社の中だけは半袖でいたいぐらい暑いんだなぁ。
美味しい物なんて口実。
だからもう要らない。(パンケーキもモンブランも!)
こんな風に生きているのだって口実です。
見つけられなくて、
口をつぐんでしまう。
私を慰めてくれる人は、いないんだもんねぇ。
-*-
2009-10-04(日)
映画「ブロードウェイブロードウェイ ―コーラスラインにかける夢」
ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」のオーディションに挑む、
ダンサーたちのドキュメンタリー映画。
加えてマイケル・ベネットが「コーラスライン」のミュージカルを作るに至った経緯。
*映画を観る前の豆知識*
主役の後ろで踊るコーラス(アンサンブル)の人たちは、
舞台の床に引かれた線「コーラスライン」より前に出ることを禁じられています。
「コーラスライン」って実際のラインのことだったんですねぇ。知らなかった!
ららぽの映画週間で安く観られるという理由で、
それほど期待せずに観に行ったのですが、すごく良かったです!
厳しい世界だということは想像できるけど、
10名のキャストに対し3000人のダンサーが応募してくるそう!
初期のテストでは、集団で踊るのを見られて、どんどん落とされていく。
もちろん、瞬時に、言われた通りに踊らなければいけません。
ああ、私には絶対無理。
私が通っていたバレエ教室の人たち、たぶん全員無理(笑)
だんだん人数が絞られてくると、個別に、歌、演技のテストに入っていきます。
なんと、8か月に及ぶオーディションです。
ポール役に選ばれた男の子がすごかった!
ポールは「女の子みたいで繊細な青年」という難しい役どころ。
なかなかしっくりくる応募者がいなくて、審査員たちは途方に暮れていたのですが、
そこにジェイソンが現われます。
オーディションの内容は、
ポールがゲイのショーに出演していることが両親に分かってしまったときのモノローグ。
ジェイソンが、ポールになりきって、そのときのことを語り出します。
泣きましたーーーー。・゚・(ノД`)・゚・。
スクリーンを観ている私だけじゃない。
スクリーンの中の、実際にその場にいた審査員たちも、ジェイソンのセリフを聞いて泣いた。
彼が部屋を出て行った後、みんな涙を拭いながら、
「いや、参ったね…」
「私が涙を流すなんて!
30年振りだよ…」と感嘆する。
「とてもオーディションとは思えない」
そう、私もオーディションということを忘れた。
ポール本人の独白を聞いているような気になっていた。
しかも、審査員たちは、もう何十回(何百回?)と、このセリフを聞いてきてるわけですよね。
次にこれを言う、そしてお父さんが"My
Son"って呼んでくれたのよね、って、分かってるはず。
なのに、泣かせちゃうんだから、相当なもの。
もう、その場でポール役はこの子に決定!!!!
だったでしょう。
この子って、ポールと同じような体験をした子なの…?
それとも類まれなる演技力?
シーラ役の人も印象深かった。
最終選考に残ったものの、当日の演技に審査員は不満げ。
審査員は、彼女を呼び出し、
前回のオーディション時に見せた、あのときの演技が良かったんだ。あれがもう一度できるか?
と聞く。
彼女は、「もちろん!」と答えるものの、
8か月も前の演技なんて忘れちゃってるわ!!
と、とまどう。
結局、審査員が求める演技はできず、落ちてしまったのでした。
自分でもダメだ、って分かってた様子。
ドキュメンタリーでずっと追いかけて撮ってるんだから、
8か月前のそのときのシーンのフィルムを、その場で見せてあげられたらねえ。
(8か月前の演技も、ちゃんと映画になってるし)
おそらく、彼女も公開されたこの映画を観たでしょう。
「あーっ!!
そうだった!! こんなだった!! もう☆」って悔しがったかな?(笑)
感心したのが、オーディションでは
選考テスト1回きりの出来・不出来で決定しちゃうのではなく、
めぼしい人に対しては、こうしてアドバイスしたり、
もう一度演技をさせたりする、ということ。
大きな舞台に立ってもらうわけだし、何と言ってもビジネスなんだから、
学校の試験みたいに、当日だけの出来、運みたいな物で決めたりはしないんですね!
沖縄出身の日本人の女の子、ユカもオーディションに参加していました。
元気があって好印象の様ですが、英語の発音に難あり、という評価。
ユカは数年前にアメリカに来たのだそう。
男性の審査員は英語は鍛えれば何とかなる、と言いましたが、
審査員の1人、振付師で初演時のコニー役のバイヨーク・リーは、
「5歳からアメリカに住んでF席にいないとダメよ!!」
と言い放つ。(F席の意味が分からなかったけど…)
ユカは、もう一度部屋に呼び戻され、
数字や"dancing"など、簡単な英語の発音をチェックされます。笑われてたけど…。
でも、最後、結局、ユカがコニー役に選ばれていました!!
良かったねぇ。
ブロードウェイの舞台に立ちたくて、単身、アメリカに渡ってきてたのかなぁ。
夢が叶ったね! (なのかな?)
ところで、ミュージカル俳優って、世間的にはどんな位置づけなんでしょう。
ダンスも踊れて歌もうまくて、演技もうまくなくちゃいけなくて、
相当なスキルを要求されると思うんだけど、
なんか、認知度や人気は、テレビや映画の俳優に比べると、イマイチ?
山口祐一郎とか、私、一時期とても好きだったことがあるんですが(笑)
みんな知ってる??
ファントムより、断然、ラウルが似合う山口さん。
ジャン・バルジャン演っても、元・貴族かなんかに見えてしまう山口さん(笑)
ドキュメンタリーだから、もしかすると退屈かな?
とも思っていたのですが、
全然そんなことありませんでした!
やっぱり、ショービジネスの最高峰とも言えるブロードウェイを目指して来る人たちは
レベルが高いし、それぞれにドラマがあるし。
ほんとに面白く観ることができました。
何より、こんな風に人生をかけられるものがある人たちは幸せだなぁ…。
サトル君もこういう映画を観たら、
「よし、僕も何か!!」という気になったりするかな?
とおうちの人に聞いたら、
うーん、ダメじゃない?
だって。
そうかぁ…。
ぜひとも、ほんとの「コーラスライン」観たくなっちゃった!!
(最近までオーチャードホールで来日公演してたみたい。残念ー!!)
劇団四季でも演ってたけど…、
でも今日の映画を観た後じゃ、四季のじゃ物足りないと感じちゃうかなぁ。
ちょうど、10月から公演が始まる
!