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1月31日(月) このサイトを立ち上げた目的のひとつである(と、誰か他の人も同じように書いていた気がするが)愛・蔵太さんの「HEY BULLDOG」についに取り上げていただいた。しかも「おすすめ」マーク。評価内容自体がそちらを見てもらうとして、ご本人も書かれているように、この評価はかなり「甘い」と思う。いや、評価されたこと自体は非常に嬉しいんですけどね。 せっかくアクセス数が急増しているにもかかわらず、明日は更新落ちが決定済み。仕事で会社に泊まらなくてはならない。いくらなんでもそのスケジュールは無茶だろ、とは思うのだが、そこは下請けの悲しいところ、唯々諾々と従うしかない。 |
1月30日(日) 昨日、『CRAZY TAXI』と一緒に購入するつもりだったのだが、どこにも売っていなくて断念した『ROOMMANIA#203』(ルーマニア・ニー・マル・サンと読む)を発見し、即座に購入。ジャンル名は「人生介入型シミュレーション」となっているが、要はポリゴン化された『リトル・コンピュータ・ピープル』。て、ちょっと違うか。いや、全然違うね。モニタの中で生活するキャラクタを観察する、という点では同じだが、間接的ながらキャラクタの行動に介入でき、その結果によって人生(というか、ゲームのストーリー)が分岐するのが大きな特徴。 |
1月29日(土)床屋に行って髪を切る。三カ月ぶりくらいか? これで朝、髪を乾かすのが楽になる。 ドリームキャストのソフト『CRAZY TAXI』を購入。アメリカ西海岸風の街を舞台に、タクシーの運転手となって走り回り、客を拾って目的地まで運び金銭を稼ぐというゲーム。ただし、他の車にぶつかろうが、街の器物を破壊しようがお構いなし。乗っている客は歓声をあげて喜ぶが、街の住人は悲鳴をあげて逃げまどう。BGMがBAD RELIGIONとOFFSPRINGってのもポイントが高い。 それにしても、昨日の日記と今日の日記の落差は一体? |
1月28日(金) 徹底的な、罵詈雑言を非難を批判を否定を拒絶を。 しかし、望みは決してかなわない。望みがかなうということは、すなわち、世界の一部を自分の内側に取り込むということに他ならない。世界が自分の認識の内側にあるという度し難い錯覚。 |
1月27日(木) 高田馬場で会社のWさんの送別会。といっても、今日が最後というわけではないので、いかにも「お別れ」といった感じにはならず、まあ、限りなく普通の飲み会に近い雰囲気。やはり半年前に会社を辞め、今は恵比寿で洋服を売っているSさんも参加。一次会は「麦酒蔵(ビアグラ)」、二次会はカラオケで、結局また終電で帰宅することに。 |
1月26日(水) 終電で帰宅。仕事でした。 あ〜、『ドラクエ7』延期ですか。……て、ゲーム系サイトのチェックは欠かさないあたり、我ながら立派なおたくぶりといえましょう。 |
1月25日(火) 仕事帰りにCD店に寄って椎名林檎の『罪と罰』と『ギブス』を購入。まずは『罪と罰』から聴く。ああ、しかし。音楽を語るボキャブラリィが少ないので何と言っていいやら……。とりあえず、それぞれのタイトル曲について。 と、こういうありがちな日記だけではおもしろくないので、「椎名林檎の新譜に言及したReadMe!登録サイト一覧」でも作ろうかと思ったんだけど、更新報告を見る限り、25日の時点ではまだほとんどなさそうなので、また明日にでも探してみることにします。 |
1月24日(月) 霧舎巧『カレイドスコープ島』を読み始める。ぼんやりと前作の内容を思い出す。まだまだ序盤だが、多人数の会話を処理しきれていないにもかかわらずワンシーンに登場人物を集めすぎ(これは前作でも感じたことだけど)。さてさて……。 せっかく買ったmacromedia「DREAMWEAVER3/FIREWORKS3 STUDIO」だが、まったく触っていない。とりあえず、アプリケーションの練習用にもう1つサイトを立ち上げようかと思案中。しかし、引き出しが少ないのでネタがないのが困りもの。あと、時間と根気も。 |
1月23日(日)床屋に行くつもりで昼過ぎに起きたのだが、うっかりまた寝てしまい気がつくと夕方。う〜ん、また来週だな。いいかげん、かなり鬱陶しくなっているので、さっさと切ってしまいたい(正直なところ、床屋に行くのはあまり好きではないのだが……)。 |
1月22日(土) 新宿で買い物。紀伊國屋書店(本店)で霧舎巧『カレイドスコープ島』、森博嗣『すべてがEになる』、「批評空間」2期第24号を購入。「批評空間」は共同討議に丹生谷貴志の名前があったので、迷わずレジに。この人の文章、すごく好きなんだよなぁ。個人的に嫌いなはずの「……」を多用する文章なのだが、独特のリズムがあって、読んでいて非常に気持ちがいい。『死体は窓から投げ捨てよ』とか『死者の挨拶で夜がはじまる』とか、タイトルのセンスも非常に好み。美学・美術史が専門で、ドゥルーズについて書いたりしている。で、肝心の「批評空間」のほうは、共同討議という以上、当然、文章が掲載されているわけではないんだけど、ミーハーなファン故にどんなことを喋っているのか興味があったのだ。テーマは「天皇と文学」。ざっと拾い読みしただけなので、内容についてはまた後日。 |
1月21日(金) 会社の同僚ヒロ氏と飲み(13日の日記に書いたKT氏と同一人物。ハンドルが確定したようなので今後はこちらの名前で統一する)。 歌野晶午『安達ヶ原の鬼密室』読了。傑作、とまではいかないものの、非常に質の高い作品。感想はこちら。それにしても、これとあれが同時に発売されるというのは編集者が意図したことなのだろうか。何やら因縁めいたものを感じる。という文章を読んで、ああ、あれのことだな、とわかった方は、こちらをクリック。日記として書いたものなのだが、ネタバレで複数の作品について触れており、かといって、あらかじめ作品名を記して注意を促すこともできないので一応こういう形にした。 |
1月20日(木)すっかり通勤時間の復路でしか本を読まなくなってしまったので(往路は寝ている)、遅々として読み進まない。家に帰ればMacを立ち上げて書くことがないとつぶやきつつ日記を書いている。何も毎日更新する必要はない、と思いながらも、日記を書かずに寝ると落ち着かない。別に記録に残す価値のあることなど皆無にもかかわらず、毎日、意味のない文章を書き綴りあまつさえWeb上で公開している。日記というごく私的な文章を書きながらもそこには確固とした主体はなく希薄で曖昧な別に誰が書いたとしても構わないような言葉が並んでいる。そのことを考えると絶望的な気分に襲われもするが、諦念とともにかすかな安堵を覚えることもまた確かだ。 「TEXT」のほうにアップする小説を書こうと思うのだがなかなか進まない。被害者を鈍器で昏倒させ首を絞めて殺し、麻袋をかぶせて頭部を完全に破壊するまで殴打するサイコパス・キラーの話。 もう寝ます。おやすみなさい。 |
1月19日(水) 歌野晶午『安達ヶ原の鬼密室』はまだ半分くらいなのだが、次に読む本を仕入れるために本屋に立ち寄る。う〜む、霧舎巧の『カレイドスコープ島』が見つからない。売れているのか、それとも入荷数が少ないのか……。前作は「新本格」というレッテルから漠然と受けるイメージに忠実な作品だったという印象が残っているのみで、今となってはあらすじも思い出せないのだが、とりあえずもう一作くらいは読んでみようと思っている。 ところで、そらけいは懐中電灯らしい。何の話かといえば、ここの「家電占い」の結果。 貴方を家電に例えると、懐中電灯です。 いつも寝ている、というのは割と当たっている気がするけど……。 |
1月18日(火)「ReadMe!」の更新報告にはキャッチコピーを書くところがあって、特にうちみたいな1日平均10アクセス前後というサイトだと、その内容でアクセス数に結構違いが出る。で、昨日は、単純に「森博嗣『月は幽咽のデバイス』」というキャッチコピーにしたんだけど、まあ、「ReadMe!」を見ている人の中にどれくらいミステリ読者がいるのか定かではないものの、こういう固有名詞というのは引っかかる人は確実に引っかかるだろう、という目論見があった。 歌野晶午『安達ヶ原の鬼密室』を購入。さっそく読み始める。冒頭を70ページほど読み進むが、どんな展開になるのかちょっと想像がつかない。前作『ブードゥー・チャイルド』と同様、島田荘司の大作路線の話法を思わせる語り口だが、前作で成功したように、プロットを破綻させずに本格ミステリとして収束できるかどうか、お手並み拝見といったところ。 |
1月17日(月) 15日の日記に書いたクレープをオレンジソースと洋酒で軽く煮たデザートが、今日発売の「ビッグコミック・スピリッツ」に掲載されている佐々木倫子『Heaven?』に出ていたので、自分のために解説文を書き写しておく。 「BOOK」に森博嗣の『月は幽咽のデバイス』の感想をアップ。 |
1月16日(日) だらだらと惰眠をむさぼる。 というわけで、23:50ごろ読了。キャラクタが魅力的なので、シリーズを通して安心して読める。感想は近日中に「BOOK」のほうにアップする予定。 メインのシステムをOS9に移行。といっても、アプリケーション類はもともと起動ディスクとは別のパーティションに入れてあるので、初期設定ファイルをコピーすれば、とりあえず問題なく使用できる(はず)。今までは仕事で使用している環境の習慣から仮想メモリはオフにしていたのだが、雑誌などを読むとオンにしても体感速度はそれほど変わらないようだし、逆にシステムが安定するらしいので、思い切って切り替えてみる。 |
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これとあれというのは、もちろん『安達ヶ原の鬼密室』と『月は幽咽のデバイス』のこと。また物理的なトリックのネタがかぶってる。以前に『笑わない数学者』のトリックが歌野晶午の『動く家の殺人』と同じだとして物議をかもしだしたが……。 今回は謎の演出としては明らかに歌野晶午が上だと思う。森博嗣のほうは「意味なしトリック」だから、比べるのも筋違いかとは思うけど。 |