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イタリアンばっかり! 25/Des/2007 |
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ボリフシは今月23日からVERA CLUB RESORTとなり90%がイタリアのVERA ツアーという旅行会社のゲストになりました。にぎやかです・・・日本人ゲストは、予約を取るのがとても難しくなりました・・・
モルディブのリゾートというのは、たいていどこのリゾートでも旅行会社と提携しています。ボリフシも以前は日本のアイランドコレクションSTWなどと提携していましたが、今回は客室の90%がイタリアの旅行会社に抑えられてしまい、日本人ゲストを失ったダイビングセンターは、経営が大変です・・・
さて、クリスマスです!!
クリスチャンの多いイタリアですので、クリスマスは盛大に祝います。
ボリフシでもいろいろな趣向を凝らした出し物が用意されました。
バーやレセプションには手作りのツリー、メイン桟橋のドーニのオブジェもきれいにライトアップされています。ツリーは雪がイメージできないモルディブ人ですので、綿を飾る代わりに、なんだかへんてこな飾りをつけていて、日本人の私から見ると、七夕飾りのようでした・・・
モルディブはイスラムの国ですので、もちろん普通の家ではクリスマスは関係ありません。まったく普通の日と同じです。モルディブの子供にMERRY Xmasと言ったところで、たぶん、なんだそれ?と言われるでしょう。
リゾートはクリスマスを終え、ニューイヤーパーティーの準備にかかっています。久しぶりにボリフシで迎える新年が楽しみです。
実は私、お正月はいつもできるだけ日本で迎えていたので、ボリフシでの新年は久し振りなのです。
では、皆様、よいお年をお迎えください。
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ただいま 20/Des/2007 |
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今年は、Maldivesと日本を何度も往復して・・・落ちつかいない1年でした。
身内の不幸を理由に・・・正月も日本でなんて一人悪だくみをしていたのですが・・・
ボリフシも忙しいので帰ってほしいと言われ・・・
正月の豪勢な日本料理に、後ろ髪をひかれながら、戻ってきました。
これから・・・クリスマス、ニューイヤーとリゾートでは大きなイベントが続きます。
私たちスタッフも、どんなことをやろうかと、いろいろ楽しく考えています!!
ダイビングタンクに、サメの背びれを作りつけて、ライトアップしながら泳ごうかとか
ファイヤーワークスしてみようか、とか・・・
ここモルディブでは、お祭りごとが少ないので、こういったイベント事は
みんな、楽しんで考えてくれます。
結果報告をお楽しみに!! |
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悪天候 7/Des/2007 |
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11月末から身内の不幸で日本に緊急帰国しています。 海外で暮らす人間にとって一番つらいのは、家族に不幸があってもなかなか帰国できないことですが、今回はボリフシのスタッフの温かい思いやりのおかげで、祖母の最期をみとることができました。あたたかいスタッフに恵まれたことに、心から感謝しています。
さて、モルディブですが12月に入ってからはシーズンチェンジのための悪天候が続いています。雨風が激しいらしいです・・・ボリフシの場合、ハウスリーフでのダイビングが楽しめるので、悪天候の日でも問題なくダイビングはできます!
この悪天候は通常なら1月中旬まで続きます。
私はクリスマスまでにはボリフシに戻るように準備しています。でも、冬の日本は酒も肴も美味しくってなかなかお尻が上がらない状態です・・・ |
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まだ南風 12/Nov/2007 |
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先月末の1週間も続いた嵐がうそうのように、11月に入ってから晴天が続いています。風もありません・・・いまだに南風の雨季のシーズンが続いています。例年だとそろそろ北風に変わっているのですが。透明度も西側のほうが良く、ボリフシハウスリーフは常に25mくらいのすっきりした視界で、気持ちよく潜っています。
最近はロシアやウクライナからのダイバーが多く、海・陸ともに楽しませていただいています。ロシア人というは(ウクライナも同じ)けっこう陽気で、扱いやすい人種です。お酒が過ぎると厄介ですが、それはどの国でも同じでしょう・・・ワイワイとダイビングに行って、夜はバーで一緒に飲みます。さすがロシア人!女性でもけっこう強い酒を飲みます。私もお酒は嫌いではないので、夜遅くまで一緒にその日にとった水中写真などを見ながら、飲んでいます。
水中写真は私の新しいPCで見るのですが、そこでVistaの話になりました・・・ ロシア人は新しいものをよく知っています。 カメラやダイビングコンピューターなどの持ち物も、高価なものばかり。ちなみにカメラは全員日本製。キャノンやニコンの一眼レフやオリンパスの水中カメラも持っています。バーでもかなりのお金を使います・・・正直ヨーロピアンゲストより、お金持ちという感じです。 思っていたイメージと少し違うので驚いているのですが・・・マーレの旅行会社で働いている友人の話では、最近はロシア人がモルディブでは一番のゲストだと言われているそうです。 高級なホテルはほとんどがロシア人ゲストだそうです。時代は変わったのでしょうね。
モスクワには「やきとり屋」という寿司屋さんがあって、ロシア人にも大人気だそうです。その「やきとり屋」はチェーン展開しているらしくウクライナにもあり、そちらでも大人気。「にぎりずし」「まきずし」「てんぷらまき」があるそうです。
でもなんで寿司屋の名前が「やきとりや」なんでしょうね?? |
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シーズンチェンジかしら? 25/Oct/2007 |
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この3日間、嵐のような日が続いています。空は低くどんよりしていて、常に南西の強い風が吹いています。それにくわえて時々突風を伴った雨が降ります。海は大時化で大きな高い波がうねっています。昨日と一昨日はすべてのマリンアクティビティーをお断りせざるおえない状態でした。もちろんダイビングはハウスリーフがあるので問題なくできますが、ダイバーは幸か不幸かいませんでした。
今日になっても天候は変わりません…でも、もう3日目です。ゲストもさすがにイライラしてきたらしく、外に出てきて動き出しました。午前も午後も体験ダイビングがありました。
モルディブには2つのシーズンがあります。北東風が吹く乾季と南西風が吹く雨季です。今は雨期でそろそろ乾季に移行する時期です。このシーズンが変わる時期というのが大変です。このように悪天候がしばらく続くのです。
最近では季節がずれてきていて、いつシーズンが変わるのかがまったく予想できない状態です。
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Dhoni before after 20/Oct/2007 |
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モルディブので伝統的な手法で作られた船をDHONI(ドーニ)といいます。 木でつくり釘は一切使いません。今でもドーニは住民の足として、漁業に、ダイビングボートに、観光ツアーの送迎に、いろいろな用途で使われています。私が初めてモルでイブに来た1995年頃は空港からリゾートまでの送迎もドーニでした。
スピードボートがだんだん増えては来ていますが、ドーニのほうが情緒があり、のんびりゆったりで、大好きです。最近はスピードボートや、ファイバードーニに移行しつつあるダイビングボートですが、ボリフシのダイビングボートは絶対ドーニのスタイルを変えないつもりです!
ボリフシにはもう何年も前から壊れていて使えないでほってあるドーニがありました。小型のものでたぶん昔は魚をとるために使われていたのでしょう。
今回これをモニュメントとして復活させようという事になったようで、カーペンターたちが毎日トンカチやっていました。約3週間ほどで完成し、到着桟橋の真ん中に飾られることになりました。
夜はライトアップされ、とってもきれいです! |
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ラマダンが終わった 13/Out/2007 |
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1か月続いた断食が終わりました。通常、マーレでは断食中は営業時間を短縮したりして体に負担をかけないようにされますが、リゾートではそんな事は言っていられません。おなかがすいていても、喉が渇いていても、ゲストがいれば仕事があります。1ヵ月間、よく頑張ったものです。
そこで、今日は幸い良いお天気で、ゲストも少なく暇なので、スタッフもラマダンが終わったお祝いがてら、遊ぼう!という事になりました。普通はラマダンが終わった後の休日は皆、パーティーをしたり、新しい洋服を買ったりするのですが、売上が上がらない今の状態ではパーティーをするお金が出せないのです…
カタマランヨットに乗ったり、ウェイクボードをしたり、水上スキーをしたり、ファンチューブにのったり。キャッキャ言って遊んでいる姿は子供そのもの!私も含めてですが。夕方2時間ほど日が暮れるのも忘れるほどマリンスポーツを楽しみました。
この子供のような姿が楽しそうに見えたのか、なんと、明日はファンチューブやらウェイクボードやらをやりたいという予約がたくさん入ってきました!
ラマダンが終わった休日が4日間あって、モルディブ人のゲストがたくさん来ています。モルディブ人は楽しいこと大好き、新しいこと大好きな人種なので、楽しそうに遊んでいる私たちを見て、やりたい!!と思ったようです。
普通に遊んでいるつもりが、いい営業活動になりました。
写真上のカップルはRazyとRock。チューブを蹴とばしあいながら、本当に楽しそうです! |
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テロ後のマーレ 6/Oct/2007 |
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まだ全員の犯人が捕まった訳ではないですが、すでに逮捕されている容疑者からある程度の自供がでてきており、事件の内容が見えてきたようです。いまだ海外逃亡中で捕まっていない容疑者もいるようです。今回のことで私がとっても驚いたのはアメリカのFBIが捜査協力をしているということです。イギリスの保護下にあったこの国ですから、イギリスの捜査協力を受けるのが普通ですが、なぜか今回はFBI… どうなっているのやら。イスラム教国で起こるテロに対してアメリカはやはり敏感なのでしょうか…新聞やニュースでの報道はあまりあてにならないこの国ですが。
さて、マーレの様子ですが、いつもと変わりはありません。空港を含め警官の姿が多く感じますが、物々しいという感じではありません。ボリフシもマーレ観光ツアーを再開しています。私はいつもどおり、町中を一人でも歩けますし、夜もラマダンで人通りが多いのでまったく物騒な感じはしません。観光客の皆さんが夜、マーレを歩くことなどないと思いますが、ごく一般的な事にさえ注意していれば問題はないでしょう。
しかし、この国はいったいどこに向かうのかしら…国際的にはまだ援助が必要とされている国リストにあがっていて、実際日本からもかなりの援助を受けています。でも、ここで暮らしている私は援助の必要性については疑問を感じます
国民は豊かです。中身が備わっていないのに外見ばかりが派手になり、バカと表現したくなるような若い世代…汚い仕事は嫌。きつい仕事は嫌。安い仕事は嫌。そう言って働かない若者が多いです。高級な携帯電話やバイクを持っているのに仕事はない…しない… そしてドラッグ。
この国の労働力は半分くらいがバングラディッシュやスリランカからの出稼ぎの人です。しかも100$程度の給料で。これじゃ、会社はモルディブ人より出稼ぎの人を雇いますよね…
モルディブは援助をされている事で、自分たちで頑張る力が薄れているような気がします。目先の利益ばかり見ていて、将来のことが見えていない。格好ばかり繕って、なにも成長していない…このままじゃ、ダメになります。
この国の将来を長い目で考えられる人が次の大統領になることを心から祈っています。
私は、自分の小さなテリトリーだけでも守れるように、ダイビングセンターの母として、日夜小言を言いながら若いスタッフの教育に励みたいと思います。 |
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テロが起こったマーレ 30/Sep/2007 |
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とっても残念なことですが…
マーレのスルタンパークという国立の公園で、爆発物によるテロがありました。
テレビのニュースで見る限り、携帯電話を発火の起動か何かに使った感じで、バン!という音と共に、1mくらいの火が上がりました。火が上がったのは1度だけで、すぐに火はおさまりましたが、爆弾の中に釘が詰められていて、その釘が爆発と同時に飛び出す仕組みになっていたようです。
日本の新聞やニュースでも取り上げられたらしいので、ご存じのことと思いますが
日本人2名をはじめ12人の方が爆弾に詰められていた釘があたったりして怪我をされました
2名のイギリス人はICUに運ばれるほどだったようです。
モルディブは今、大統領選挙を控えています。現大統領はもう29年も大統領の椅子に座っていて、この3年ほどで改革派のようなパーティー(政党)がたくさんできました。これまでは大統領の悪口を言っただけで、警察に連れて行かれるような国だったので、たくさんのパーティーができて正しく選挙が行われるのは、初めてのことです。
が、中には過激なパーティーもあります。今回のテロはその一つだと言われています。
今までにもパーティーができてから、小さなイザコザは時々マーレでありました
警察の建物に、何らかを投げたとか、大統領官邸の前で座り込みをした人たちと警察がぶつかり暴動になったり・・・
でも今まで、観光客が狙われたことはありませんでした!!!!!!自分たちのイザコザは自分たちだけでやってもらいたいものです。
今回のことでボリフシの現地人スタッフはとても心を痛めています。観光客が犠牲になった事がなによりもショックだそうです。あの公園はマーレを訪れた観光客が必ず立ち寄る観光スポットです。反対にモルディブ人はガイドの仕事をしていない限り、立ち入ることはありません。完全に観光客を狙った悪質なテロです。
この国は観光産業で成り立っています。観光客がこなければ、生きてはいけません・・・
リゾートで働くスタッフは何より、そのことを知っています。だから怒っているのです。
マーレとリゾートは別のものです。リゾートでテロ事件は絶対起こりません。どうぞ怖がらずにいらしてください!!
モルディブ人たちの素敵な笑顔に触れて帰ってください!!
ただ、マーレ観光ツアーはしばらく控えたほうがいいでしょう。
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プチ・ラマダン 30/Sep/2007
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イスラム教にはラマダン月というのがあって、1年に1回約1ヵ月間、日の出から日の入りまで何も口にしないという風習があります。モルディブで暮らし初めて6年、未だかつてやったことはありません。水すら飲めないなんてダイビングを仕事にするスタッフには論外ですから。でも、今年はプチラマダンをしています。朝食、昼食を抜いているのです。
夕方6時までは何も食べません。別にラマダンではないですが、ほかのスタッフが食べないなら私も!と便乗です。日本での休暇中に増えた体重をこれを機会に落としてしまおうという作戦です。もちろん水は部屋で飲んでいます。
夕方6時にスタッフエリアで朝食を食べるのですが、ラマダン中はいつもより豪華な食事なので、とってもおいしいです。カレーをはじめいろいろなモルディブ料理が並んでいます。6時ぴったりにテレビからコーランが流れ始めると一斉に食べ始めます。面白いのは6時きっかりに食べ始められるように料理お皿に入れて、ジュースを入れて、お預けをくらった犬のような状態で、ながめながら6時のコーランを待ちます。
今年は10月13日まで続くらしいので、それまでに日本で太った体重を落とそうと思います! |
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アナログな世界 30/Sep/2007
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今回の休暇で、私はPCを新しく買い替えてきました。Vistaも入れて、カメラもつけてワンセグもあって…
日本にいる間は、こんなに使いやすいPCはないと大喜びしていたのですが・・・・・・・
ここにきて大問題が発生。以前はボリフシにもあったワイヤレスがなくなり、なんとダイアルアップになっているのです・・・・・・・・・まさか!! 今時ありえないでしょ!!
最新式の私のPCには電話線をつなぐ、旧式のプラグはもちろんなく、これじゃ、ここではインターネットができないではないですか! たとえつなげたとしても、大容量の情報の更新は不可能です・・・ オフィースのスタッフも、ダイアルアップでは仕事が進まないらしくイライラ状態。近いうちになんとかすると言われてすでに1か月らしい。
最新式のPCが裏目にでた。あ〜どうしよう。ホームページがアップできない。月に何度かマーレに行って、ワイヤレスが使えるネットカフェで更新するしかない状態です。
楽しみにしてくださっている方には大変申し訳ないのですが、裸足の生活の更新は月に1度くらいになります。
ダイビングダイアリーだけは、画像さえアップしなければダイアルアップでもなんとかなると思うので、古いPCからできるだけ毎日アップしたいと思います。 |
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ボリフシの変化 27/Sep/2007
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大がかりな改装工事は来年5月頃まで延期しましたが、私が日本にいる2ヶ月で多少手直しをしたようです。
大きく変わっていたのは、レストラン。今まではタイルの床だったのが、サンドカーペットになっていました。真っ白な砂で気持ちがいいです。
他には植え込みなどが少し抜かれて、歩きやすくなったような気まします。心持ち、島が大きくなったように感じます。
以前は8時からだった夕食の時間が、7時半からになりました。これはありがたいですね。みなさん夕食が遅くて待てないとおっしゃっていましたから。
スタッフが半分くらい新しくなっています。まだ、誰がどのセクションでどこの国の人か、まったくわからないです…
スパのスタッフも新しくなりました。女性が3人です。私を含めこの島で働く女性スタッフは4名だけなので、はやく友達になりたいのですが、お互い忙しいのと勤務時間が全く違うのでなかなか会えないです。
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いざ!モルディブへ! 24/Sep/2007
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今回は関西空港からマレーシア航空でクアラルンプール乗継の便を選びました。なぜ??それは片道の料金設定があるのはマレーシア航空だけだったからです。普段はシンガポール航空を使っているので、マレーシアは久し振りです。 写真上は今回の荷物です。ダイビング器材やカメラなどほとんどの物をモルディブに置いてきている割には、いつも大荷物になります。最近は燃料費が高いせいもあって重量オーバーに厳しくなっているので、荷づくりには苦労しました…一番上の鞄の中身はすべて手作りパン。友人が日持ちがするようにと工夫をこらして焼いてくれたものです。しかも早朝に届けてくれて、とってもありがたいです。ラマダン中だから、きっと重宝するはず。
さて、チェックインと思ったら、なにやら騒々しい…高校生の団体が…
まさか…と思いながら、グランドホステスさんに聞いてみたら、同じ便だそうな〜嫌だ!うるさいガキに囲まれて6時間は耐えられない!からビジネスにチケットを変更しようとしたら、満席。ほとんどのビジネスマンが私と同じ考えで、急遽ビジネスシートに乗り換えたらしい。遅かった。
機内は想像どおり、かなり賑やかでしかもかなり混んでいて、辛かった〜もうマレーシア航空は懲り懲り。
写真下は空港のレストランKYKの「関空ランチ」。時間は朝10時半。
朝から豚カツです。だって私の大好物なのにモルディブはイスラムだから豚が食べれないのです。だから、出国の時も帰国の時も、必ず豚カツを食べる私です。
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