今年(2001年は間に合わないので2002年の正月)のテーマは、Music of the Heaven 〜仏さんの音楽です。サブタイトルというか、メインタイトルは、「生き返ったフライドチキンです」。昨年のステージの中で、皆さんも印象に残っているかと思いますが、私の心を捉えたのは、ハマオリXX号の子供たちの歌う、「フライドチキン」でした。肢体不自由児のレッテルを取り外しても、十分私には暑い重いが伝わってきました。
ちなみに、「仏サンの音楽」については特に意味が無いのですが、昨年のサウンドコースと終了時に、後片付けに参加してくださった有志の間でのジュースMTGであがったお話を元にしています。「私はもう年だからあ〜!来年も出れるかどうかわからない。仏サンになっているかもしれない。」としみじみと語る、s藤さんの話に発しています。恐らくそのときの彼女は、「そんなことは無いわよー!、未だ若いカラー!」というリアクションを期待していたのかも知れない。しかし、その場にいたのは中学生がほとんどであり、「そうか、来年は仏サンかあ?」と、真面目に考えるのも無理は無かったのであろう。
ところで、このポスターもモチーフは、今年の夏休みに1500km歩いた、スペインの巡礼路の中でも有名な、世界遺産にもなっている、サント・ドミンゴ・デ・カルサーダにおける、「ローストチキンの復活」にヒントを得て作りました。バグパイプを演奏する少女は、ガリシア地方(スペイン西部)の民族楽器であるとともに、有史依頼迫害を受けつづけた、ケルト人(ゲーリック)の悲しいながらに力強い伝統の伝承を表したかったものです。
昨今の空爆や、テロ活動の最中、少しでも安らぎと問題意識の啓発を狙って、このポスターを作りました。
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