2005-02-06(土) 病院って体育会系
先週今週と、土曜日、K先生に鍼を打ってもらっています。
前回「鍼治療後に痺れが強くなったような気がする」という話をしたら
直接、痺れ部分に打つことは止めたようでした。
片方だけに打つとそういう症状もでやすい、という話もされていました。
ただ、それが良い兆候なのかその逆なのかは、私もK先生も分からないのです。
たぶん歯科大の麻酔科のN先生も同じ。
ただ歯科大のN先生は以前から「変化は良い事」という話と、
「足が痺れた場合も最初は何も感じなくて、痺れが戻る前に一時的に痛くなる、
あれと同じで、治るときには痛みが出てくるものだ」という話はされていました。
まあ、私は圧迫ではなく損傷なので、またちょっと違いますが…と言いながら。
今日は、最初に先生に「どうですか?」と聞かれたとき
「うーん、あまり、変わらない、かな…?」と、遠慮がちに言うと、
先生も少し笑いながら「いいですよ。取り繕っても仕方ないし、正直に」と、おっしゃいました。
もともと神経の修復には5、6年かかると言われていますので、と言うと
え、そうなんですか、と、先生も少し驚かれていました。
そうね。それでも5、6年かかっても治ればいいけど。
もう1年経ったから、あと4、5年かしら? そうなのかなァ…。
さて、先週から腰部分にもお灸をしています。
左手の親指と人差し指の間には前からお灸をしていましたが、
そっちよりも腰のお灸のほうが熱く感じます。
今日は、お灸用の鍼を腰に打ってから何気なく
うつぶせにしていた頭を横向きに直したのですが
先生に「あっ!」と言われました。鍼を刺したら動いちゃいけないそうです。
筋肉が動いてしまうから、とのことでした。
いったん鍼を抜いて、「落ち着く体勢にしててください」と言われ、また打ち直しました。
そうだったのか〜と思い、少し笑ったら、「あ、笑ってもいけないんです…」
そ、そうなのか。
腰を温められ、ベッドには電気敷き毛布が入っているのでお腹の下もぬくぬく。
はー、気持ちいい。
置き鍼は、今日は顔の両側に打ちました。両方の耳の前と後ろ、4箇所。
鍼を刺した上から貼るテープを、K先生は2重に貼ります。
これだと1週間取れずについています。
さて、来週の土曜の通院は少々都合が悪く、
実は来院したいのが、I先生がいらっしゃる時間帯。
その日は同じ敷地内の病院に通うおうちの人の2ヶ月に1度の通院日で、
今までも、できるだけ時間を合わせ、お互いの診察のあと広尾ランチをするのが楽しみでした。
この間、図らずもI先生に会ったとき、にこやかに
「またやりますからね」「お願いします」という
やり取りもしていたし、
普段はK先生、平日来るときはI先生にやってもらう、ということでいいわ、
と勝手に自分で納得していたので、K先生に
「来週は土曜日来れなくて水曜の午前中来たいので、そのときはI先生に…」
と言うと、
また困ったお顔をされてしまいました。
え、そうなの…? 何か問題が?
平日来れなくなったので土曜にしたということになっているので、
平日来られるのはまずい、K先生としてもそれは非常に気まずい、
とのことなのです。うーん?
ええ、だから平日来れるときはI先生にってことで、ちょうど良いとも思っていたのですが…。
なぜ、それが気まずいのだろう。
でも、とにかくそう言われちゃったら、なあ。
土曜日都合が悪いんだったら、その週は休んでも、とまで言われちゃいました。
えー、そんなぁ。と思う私。
この状態じゃ1週間休んでも変わりませんよ、とも。
まあ、それはそうだろうけど、そんなことは自分でも分かってるけど、
でも週1しっかり通うって自分の中で決めて、今まで守ってたしな。
医者のほうからそんな風に言われちゃうなんて…。
まるで私が来るのが迷惑かのような、
ていうか実際、迷惑なんでしょうか…?
私が主治医を変えるような不文律を犯したから?
私としては休みたくないし、土曜の朝、無理すれば来れないこともないので
結局、土曜日に予約を入れましたが、
何となく、何となく、気持ちが沈む。
先日、I先生に会って、すっきりした! と思っていただけに。
これについてはどうなんでしょう。
医療従事者の知り合いに聞いてみたら、
それは、自分の都合で患者本位ではない点でイクナイ! と言っていました。
まあねー。その日は来ないでください、ってことだもんなー。
あげく治療を休めとまで。ドクターのほうから。^_^;;
でも
先生から言わせると、それは私が悪いんだから、って話なのかなァ。
なぜ、平日、元の先生に診てもらうことまでK先生が嫌がるのか、そこは分からないけど。
あっちに診てもらったりこっちに診てもらったりは良くない?
でも今までも普通に代診ってあったしなー。
もう、私のことはI先生の目には触れさせたくない、って感じか? (笑)
まあ、主治医を変えることについては、わりと繊細な問題だ、という話もあります。
なんだか面倒 ! ちょっとしょんぼり…。
おうちの人と広尾ランチができなくなってしまったのも、かなりがっかり。
次に行くお店決まってたのにな。
これから長く続く鍼治療の、ひそかな楽しみだったから。
(このぐらいの楽しみ持っても、構わないでしょ?)
まあ、おうちの人に言わせると、前にもそう言ってたけど、
I先生は大先輩なんだから、K先生が気にするのは、それは仕方がない、ってことです。
重鎮なんでしょー、って。ふゥん、なるほどねえ。
元剣道部・サラリーマンのおうちの人には当たり前に理解できるのかな。
あと、聞いた話では、例えば外科は特にそういう上下関係が非常に厳しいそうです。
病院って、まさに体育会系なんだって。
その後、また広尾ランチをするいい方法を思いつき、
K先生に診てもらうのはやぶさかではないし、
ま、これで、いいや! という気になりました。