2005-05-26(木) 食べるとき動かしにくい
日記、また少しあきました。
その間、歯科大の改修工事は進み、またフロアが変わっています。
今は口腔外科のフロアへ。
それまでの矯正歯科・小児歯科フロアと、さほど雰囲気は変わりません。
前もここもそうだけど、以前の小さな多目的診療室に比べると、
スタッフの数も治療台も多いせいか? すぐに名前を呼ばれ、
やってもらえるようになったのが良いです。
肝心の症状について。
変化はないと言えばないのですが…
最近感じるのが、痺れのある左側では、食べるとき、噛みづらいなあ、と思うこと。
これは、前からこうだっただろうか?
事故後、あまり左側では噛まなくなっていたので、気付き難かったのもしれないけど。
当初、食べにくい感じは確かにあった。
でもこれほどだっただろうか?
鍼の先生が、「リハビリ」ということをおっしゃったので、
なるべくここの神経を使うようにしたほうがいいのだろうか、と、
意識して左側でも噛むようにしているのですが、どうも左側は噛むのが重たい。
どう表現すればいいか悩むけど、
開かない唇を無理に開けているような、いちいち余計な力が必要で疲れる、というような。
左で噛んでいると、あーもうやだ、右側で噛もう! って、そう思っちゃう感じ。
うーん…。分かんないだろうなあ。
これって…、前より、運動機能が低下してる、ってことはないよね…?
ねー、どう思う?
切れた神経は、後は繋がる一方よね? 前よりひどくなることはないよね?
と、不安になって、おうちの人に聞くと、
そんなの分かんないよ! って、そりゃそうです。
そうなんだけど…
誰に聞いてみればいいのか
親知らずの手術の際に神経を切ってしまった患者さんの症状について
聞いたことがあります。
私と麻痺の範囲が似ていましたが、
その方は、口の中にも麻痺があったそうです。
私もそうなんだと思う。
事故後、歯科医院で、麻痺の範囲の推移について少しの間記録をとりましたが
私の場合、顔の表面のみで、口の中については調べなかった。
でもきっと麻痺してたんだと思う。
だから、今、新たに麻痺が始まったのではなく、きっとその頃からあったのよね。
って、「悪くなっているわけでなない」と思いたくて、
自分でも、だから何なのかよく分からない文章を書いているんですが。
ここで、知覚神経と運動を司る神経は違うということ、それは分かっています。
オトガイ神経は、知覚の神経なので、基本的に運動機能には関係ないとされています。
でも、実際、現実には、こんなに動かしにくい。
これはなった人にしか分からないと思う。
歯科医院の先生にも歯科大の先生にも鍼の先生にも分からない。
知覚神経の損傷とはいえ、この辺りの筋肉を動かす際には、
結局、知覚を頼りに動かしているそうで、
その知覚が異常だと、やっぱり、正常には動かせないそうです。
動いていません。
動いてないよ。
なんて、涙ぐんで言ったところで、回復を待つしかないわけだけど…。
いつとも知れぬ回復を。
ああ、普段は、わりと脳天気な私なのに、考えると、
時々こうして、気が滅入ります。
時々、あーあ…、って思う。
さてさて、鍼治療の話。
これは、
オトガイ神経の話ではないのですが、
実は、月曜日に寝違えてしまい、それがちょっと長びき、まだ首と肩が少し痛むのです。
で、水曜日に鍼に行った際、寝違えて痛みがあることを話して、鍼で治るか聞いてみました。
ほらほら、こういうのは、得意分野のはずよね!
先生も、快く「いいですよ」とのこと。
私も他の人のように先生に「良くなりました!」と言えるようなことができたことが、
嬉しい、というのは変だけど、
(寝違えて痛いなんて、まったくもって不愉快極まりないことで嬉しいはずもなく)
でも、これでやっと報いることができるような? そんな気持ちになったのでした。
いつもの全身への鍼が終わったあとに、首のほうを診てくれました。
まず、両腕の内側、肘より少し下を先生がぎゅーっと指で圧迫しました。
で、どうですか? って。
は? これで? えっとー…、と、首を回してみる。
月曜に比べたら、今日はだいぶ楽にはなっていて、
首を回して「痛っ!!」という段階はもう過ぎていたのですが、
うーん、かすかに、まだ痛い。ひっかかる。
これでは? ともう一度、今度は少し圧迫する位置を変えたかな?
うーん、良くなった、かも…?
と、次第に「良くなった」と言わねば、といいう気持ちが働き、感覚と言葉が曖昧になってくる私。
次に先生が私の左腕の内側、肘より少し下から手の平のほうに向かって、鍼を
ちょんちょんちょん、とすばやくさしました。
ほお、首のツボは腕にあり、ですか。
でも…、やっぱりまだ肩が痛いかも。反対側の肩とは違う。と言うと、
先生が、そこの肩の部分にも鍼をさしました。
うん、これで良くなった気がする! ちゃんと首回せるし。
厳密に言えば、まだ少しひっかかる。って、一体どうなんだって感じですが。
いやね、こういうとき、「良くなった」って言わないと悪いような気になっちゃうのよ、私…。
でも、今日のバレエはどうしようかな、ぐらいに思ってたけど
これなら
問題なく行けそう。
これで治っちゃったんですか? と聞くと、そうですね、って。
へえ、すごい。ふうーん! と思いながら、
今日はもう既にほとんど痛みは引いた状態だったんだけど、
これが痛みのただ中の月曜だったら、もっと効果が分かったのかしら? と思いました。
こうして
1週間に1度ぐらい鍼に通ってるのって、
健康維持にも、いいことかもね! なんて。
さて、夜、バレエのお稽古に行きました。
床のストレッチは問題なかったけど、
バーレッスンのポールドブラ。まっすぐ後ろにそったとき、イッターーー!! 首がぁ、肩がぁぁ。
やっぱり完全には治っていませんでした☆
そういえば、鍼は、根治ではなく、対症療法だっけ?
というか、治るのを促進するという意味合いか。
1回ツボにうって治ったら、みんなあんなに通い続けてることはないんだものねェ。ううむ。
「秘孔」とかはまた別なのかもしれないけど。
しかし、今ので、朝よりも痛くなった気が。
で、翌日の朝、さらに痛む首と肩。ここんとこ、朝起きたときが一番痛い。
…歯とは関係ない話を長々と書いてしまいました。
歯医者さんにもそろそろ行きたいと思っています。
一番奥のしみる歯は作り直そうと思う。