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インプラント日記 : インプラントその後 25_2

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2005-06-11(土)  顔への鍼

今日は鍼です。昨日の今日なので、まだ左側一帯に違和感があります。
治療では、口の回りにも鍼をさしますが、
今日は響くだろうな…、ちょっと嫌かも、と思っていました。
最初に先生が両手首を触り、脈をとります。
「疲れてますか?」と聞かれました。
あ、はい。風邪を引いたようで、喉が痛いんです、と答えながら、
(来る前に薬局で風邪薬を買って飲んでいました)
「そういうの、分かるんですか?」と少し驚いて聞きました。
「脈が違うので…」とのこと。
へえ、 そうなんだ! それって私のいつもの脈も覚えてるってことよね。
思わず、私の体を誰よりも一番知ってる人…、とか思ってしまいましたよ。ハハハ。
そして、あれ? 今日は顔にはささないまま、体の表側を終わって、先生が行ってしまいました。
顔は今日は避けたかったし、 ちょうど良かった? と思いながら裏側も終わりました。
もしかすると私が「今日は顔にうつのは嫌だな」と思っていることまで 脈に表れて、
それが先生にも分かったのかしら? 恐るべし! と思いながら
最後、置き鍼をしてもらうときに
「今日、顔にはやりませんでしたね?」と聞くと、
「あ、忘れた…」
「えっ!? 忘れたんですか!?」
と、私は思わず大きな声を上げて、先生の腕をつかんでしまいました。
な、なんだあ〜。忘れたのか〜。力抜ける〜。
まあ、いくら「誰より分かってくれる人」(笑)でも、
読心術じゃあないんだから…、って感じよね。 ハハハ。
「じゃあ、今、少しだけでもやりましょう」
と、先生が鍼をさそうとしたので、
「いや、いいです!」とあわてて制する私。
実は昨日、歯医者に行って、麻酔たくさん打って、まだ痛いので…、と。
「すみません、今日は風邪のことばっかり頭にあって…」と、置き鍼をしながら先生。
私が風邪をひいていると言ったことでそっちに気が取られたということのよう。
そしてさらに、「顔ってよく忘れるんですよ」
えっ!? とまた驚く私。
よく忘れるって、いいんですか、そんなことで(笑)。
ダメと思うよ〜、高いお金取っててさ〜。
これからは疑問があったら、自分からちゃんと言うことにしよう。
でもそういえば、前まで担当だったI先生も、顔にうつのはよく忘れてたな…。
I先生には助手がついているので、いつもその先生が覚えていて言ってくれてました。

…なんだか、こんなことを書いていると、
いい加減な病院だとの印象を持たれてしまうかもしれませんが、
えっと、そんなことはないと思います。と、一応書き添えておこう。
ここの病院は、スタッフはよく教育されていると思うし、
でも、鍼とかって、命に直接関わる部門じゃないし、
失敗したら一大事! とか、あまりないだろうし、
まあ、こういうのんびりした雰囲気なのは、それはそれでいいのかも、と思いました。
患者さんたちもリラックスするために来てるようなとこもあるしね。

なんだか神経損傷を経験し、そのおかげで、
いろいろな体験をし、患者としての様々な思いを味わっています。

左側歯茎の痛みは、日が経つごとにおさまってきました。


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