*キッチンペール
*ギャラリー
*インプラント日記
*メ
モ *掲示板
*HOME
2006-08-14(月) 首の筋をちがえたのを治してもらう
鍼治療に行ってきました。病院はお盆休みはありません。
実は、昨日の日中、何かのはずみで首の筋を違えてしまって、
昨日から首が痛くて動かせなくなっていました。
夜、薬を飲もうとして上を向こうとしたときがすごく痛かった。
粉薬はほとんど口に入れられずにこぼしてしまいました。
そして、昨日よりも、一晩たった今朝が一番痛かったです。
今日は、鍼の日で、ちょうど良かった…。
先生に、首の筋を違えちゃって首が痛いことを告げました。
厳密に言うと、痛いのは、首というより、首を動かしたときに、痛くなるのが、肩。
これって首が悪いの? 肩?
先生は、ま、とりあえず、首は最後にやります、とのこと。
こういうのは鍼の得意分野って感じですか? と聞くと、
まぁ、そうですね、とおっしゃいました。
身体の表側は、普段通り鍼を打ち、特に、首や肩には鍼は入れませんでした。
次に、身体の裏側。通常はうつぶせになります。
首を動かすと痛いので、仰向けの姿勢から静かに身体を回してうつぶせに…。
いったーーい!!
首が痛くて、うつぶせになれません。体勢を少し変えてみても、痛い。
今日は横向きで鍼をうつことになりました。
横向きなら大丈夫。
私は眠るときも横向きのことが多いので、うつ伏せより、こちらのほうが、リラックスできる感じ。
でも、足を揃えていなくちゃいけないのが、(足にも鍼をうつし、やっぱりだらんとしてちゃ行儀悪いから)
やっぱり、ちょっと疲れる感じでした。足を動かそうとすると、足の鍼が抜けちゃいそうだし。
鍼はほんの浅くしか入っていないので、身体を動かすと、抜け落ちてしまうのですよ。
横向きでも腰へのお灸はちゃんとできました。
先生が、痛くなったのは昨日でしたっけ? と聞いてきます。
はい、昨日のお昼です。でも、今朝、起きたときが一番痛かったです。と答える。
すると、ああ、そうでしょうねぇ、って。
こういうのは、一晩置くと、固まっちゃうそうです。
昨日は日曜だったから無理だけど、ほんとは、その日のうちに来て治療すると治りも早いそうです。
そうなのかーー。時間を置いちゃうと余計痛くなるものなのかー。
痛くなった曜日によって、治りが左右されてしまいますな。
さて、いよいよ首の治療です。
首にうつかと思いきや、まずは腕にポンポンポンと鍼をうちます。
普段の治療のように鍼を入れっぱなしにするのではなく、
一瞬ですぐ抜いて、場所を変えてまたうつ、を繰り返す。
腕の上のほうから手の先へ向かって、ポンポンと。それを両腕。
で、どうですか? と聞かれました。
え? これだけで? と思っていると、
首を動かしてみてください、と言われました。
おそるおそる顔を上に向けてみる…。
すると、先生に、あ、横じゃなくて、上下にしたとき痛いんですか? と聞かれる。
そうです。上向きが痛いです。まだ痛いです。
すると、今度は足に鍼をうちます。
さっきと腕にしたのと同じように、ポンポン。
で、再び、どうですか? と。
先生があごに手をあてて真剣な顔をして見てるので、緊張する。
少しでも、良くなってる、と言わなきゃいけないような気がしてくる(笑)
再び首を上に…。でも、ほんとに少しいいような気がする。
それから、先生が首の回りを、鍼をうつときに使う金属製の小さな筒でこするように
マッサージしてくれました。揉むんじゃなくてこする。これ、すごく気持ち良かったー。
それから、腕と足も。丁寧にこする。気持ちいいー。
で、また顔を上に向けて痛みを確かめてみる。
うん、さっきよりは、顔を上に向けられるようになった気がする。
でも、このへんがやっぱり…と、指で肩の痛いところを押すと、
ここですね? と言って、今度は、実際に痛いところに鍼をうちました。
今度は一瞬だけではなく、置き鍼です。
顔を上に向けて確かめながら、痛いところ5、6箇所に鍼を入れました。
最後には、 ほとんど問題なく顔をあげられるようになっていました。
すごい!!
日常生活に支障がないほどには、治ってる。
さすがですねえ。すごい。
でも、こんな急激に炎症が治っちゃった…わけじゃないよね。
前にチャングムが鍼で麻酔をしていたことを思い出し、
これは、鍼で、痛みを麻痺させているわけなんですか? と聞いてみました。
そうなんだそうです。
だから、あまり動かしたりすると、また痛くなっちゃますから、とのことでした。
じゃ下手にマッサージとかしないほうがいいですか? と聞くと、
マッサージはもうしないでください。とのことでした。鍼が入っていますので。と。
そうでした。さっきのマッサージ、気持ち良かったから、家でもやってもらおうと思ったんだけど。
麻酔なら時間が経ったら切れちゃうのかと思い、
じゃあ、明日の朝にはまた元どおりになっちゃったりしますか? と聞くと、
元どおりまでにはいかないけど、
多少は戻ります、とのことでした。
なるほどーー。
こうやって痛みを緩和させている間に、自分の治癒力で治していく、
というやり方なのでしょうか。鍼というのは。
じゃあ湿布薬と同じようなものかなぁ。
とりあえず昨日の夜は、ボルタレンの湿布薬を貼っていたのですけど。
でも湿布よりは今の鍼のほうがとっても効きました。
帰ってから、さらに、痛む箇所に自分で「ひ鍼」をさしました。
(昨日も湿布薬を貼るより、ひ鍼をさしたほうが効いたかも?)
-*-
置き鍼、ひ鍼は、そのまま数日貼ったままにしておいて、
木曜日には、ほとんど気にならなくなりました。
私は、すっかり「ひ鍼」も手放せない。
歯のこととは関係なかったけど、
まぁ、こうして、鍼に通っていると、何かと良いこともある、ということで。
良いことなくちゃ、こんなに通ってられませんものねぇ!