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インプラント日記 : インプラントその後 71

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2010-07-15(木) 非定型歯痛?

前回書いてから、1年以上経つんですねぇ。
相変わらず、痺れも変わらず、の毎日です。

歯医者さんには、4か月ごとに定期検診という形で通院しています。
歯茎の深さなどを計ったり、歯石を取ったり、ステインを落としてもらったり。

痺れ治療のための鍼には月に2~4回。
鍼には、もう6年も通っていることになります。
こんなに長く通っている患者さん、他にいるのかしら…。
もっとも、治るまで治療し続けるのが東洋医学ですからねぇ。

普段は、全身に鍼と、腰にお灸をしていますが、
一度、鍼が終わってから、顔の痺れ箇所にお灸をしたことがありました。
すごく小さなもぐさ?を、口の回りに乗せて火をつける。
(だいぶ前なので忘れちゃったけど、1箇所だったかな)
一瞬だけど、すごく熱かったーーっ!!
アッチーーっ!!!て、すごく熱がったら
そんな大げさな…みたいに言われちゃったけど、
ホントーに熱かったし、顔だし、跡が残ったりしたら怖いし、(少しの間赤かった)
積極的には、やりたくないかなぁ。
それをしても特に痺れに変化はなかったせいか、
顔へのお灸はそれきりで、次のときはやりませんでした。

それから、えええーーっ、そりゃないぜ!! と思ったのが、
鍼の先生ったら、私の痺れの箇所を勘違いしてたってこと!!
先生が私の痺れ部分を触ってみたときだったかなぁ。
(これもだいぶ前のことで忘れちゃった)
なんかちょっと見当違いのようなこと言ってたので、
いや、痺れてるのはこっちですよ、って、唇の下を指したら、
「えっ! こっち(唇の上)だと思ってました。こっちに打ってました。アハ、アハ」って、
笑うように言ったのです。これにはちょっとムカ。
お金を払ってる患者からしたら、全然笑い事じゃないでしょう!!
すぐ笑ってごまかす人、嫌い。(でもそういう人、けっこう多い)

先生が担当になったときに最初はしっかり説明したはずだし
しかるべきところに打っていたはずだけど、
長く通っているうちに、位置がズレてきたのかなぁ。
もっとも、鍼は、疾患の局所に刺す、というよりは、
全身の血行を良くして治癒力を高める、という物なので、(というのが私の認識)
まったく見当外れの治療だった、というわけではないでしょうが…。
だから、ここの病院では、どこが悪くても鍼は全身に打ちます。
また、痛みがある人は鍼を打つことにより、麻酔作用で痛みが和らぐのですが、(これも私の認識)
私の場合は、痺れであり、もともと痛みとは違ってたから…。
どこに打っても、損傷による「ジーン」が消えることはないのです。

まぁ正直な先生ですネ、という感じですか。でもちょっとねぇ…。
先生はカルテに何か書き入れていました。
痺れてるのはコッチ!! って、はっきり書いておいたのかな?

以上、鍼はそんなところです。

さて、私が歯を抜いてインプラントにすることになったきっかけは、
子供の頃から何十年も続いている左下の歯茎の鈍痛でした。
激痛ではないものの、常に重苦しく、ときに痛みが増すことがありました。
痛みの箇所が特定できず、歯茎の奥のほう…、というか、
顔の下、顎と首の間の柔らかい部分から上に向かって押したほうが
痛みに近いかなぁ、という感じでした。
痛みを取ってすっきりしたくて、数々の歯医者さんに行きましたねぇ…。
レントゲンを撮っても何か疾患があるわけではなく、
都度、何となく歯根の治療などしましたが、一向に痛みは引かず、
結局は、歯を抜くことになりました。
昔は今よりも、神経抜いたり、抜歯したりは簡単に行われていましたね。
ここだ! と思っていた歯を抜いても良くならず、
その隣りの歯も半分抜きました。(1本の歯を2つに割って半分だけ抜いた)
それでも痛みは取れませんでした。
ブリッジが悪いのかも、と、ブリッジを外してインプラントにすることになりました。
そのインプラントの手術のときに(正確には付随する歯茎移植手術のとき)
オトガイ神経を損傷して痺れが残ってしまいました。
結局、歯茎の鈍痛も取れていません。
で、今に至る。…です。
ただ、歯茎の痛みが最もピークだった頃に比べたら、多少はマシになってるかなぁ。
オトガイ神経損傷して感覚が鈍麻になってるせい?? (^ω^;)

そこの歯痛とは別に、私は普段から頻繁に頭痛・顔面痛があり、
これまで神経内科などに通っていました。
最近、治療についてインターネットで調べているうち、
「非定型顔面痛(ひていけいがんめんつう)」、「非定型歯痛(ひていけいしつう)」
という病名に突き当たりました。(医学的に正式な名前ではないそう)
頭・顔面の痛みのうち、片頭痛や群発頭痛、三叉神経痛でもない、
分類できない残ったものを「非定型顔面痛」というそうで、
そのうち、歯周に痛みが出る物を「非定型歯痛」というそうです。原因は不明。

http://atoyofpsd.net/sikasinsin/tooth/tooth_1.html
http://orofacialpain.info/kr_genninhumeitoutuu.htm

眉頭や頬の顔面痛のほうは、押すと明らかに表面が痛いので
非定型顔面痛とは少し違うような気もするけど、
左下の歯は、ずーっと奥のほうの鈍い痛みだし、まさにこれ、という気もする。

歯が原因だと思い、痛みを取りたいがために
次々に抜歯して歯がなくなってしまう患者さんも多いらしい。
そして、そういった外科的施術はかえって悪化させるとも…。
うわぁ。私は、1本半のところで諦めて、良かったか…。
なんか、もう、顔がタイヘン!!
見た目には影響がないから、良かったけどね…。

と、そんな相変わらずの毎日でした。


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