2013-05-11(土)
さてさて、ようやくサトル君の進路が決まりそうです。
さっそくO美に連絡をして、今日が面談日。
またもや親子3人で行く(笑)
今回は芸大デザインコースを希望です。
前回の建築コースのときは、男性の講師2人が来られましたが、(すごく感じ良かった)
今回は女性の先生1人。
お話の中でビックリしたのが、O美の芸大デザインコースは、
通常の生徒が約200名、夏期講習などの講習だけの生徒が約100名、合わせて300名。
つまり、O美から約300人が藝大デザイン科を受験するのだそうです。
ひーーーえーーーー。
建築コースの説明を聞いたとき、建築コースの生徒は35人ぐらいとのことでした。
他の学校も、建築コースはそのぐらいじゃないかな、と言ってました。
藝大の募集定員は、デザイン45名、建築15名だけど、それでも、芸デコースの生徒、多すぎ。
やはり、O美は、藝デに特化してるっていうか、
いや、特化してることはないだろうけど、各学校で得意とする科目はある。
例えば、藝大油画ならS美とか。
藝大デザイン希望者はここに集まるってことか…。
そして、その300人の中から、実際に藝デに合格するのが、30人ぐらい。(昨年実績)
ここの中で、藝大目指すような上手い子たちの中で、トップ1割に入っていないとダメってことだね。。
うーん、ビックリ。なかなかに厳しい感じだ。
今まで、サトル君が見学をしてきた予備校というのは、
サトル君の話を聞く限り、ちやほやされ、
君なら大丈夫だよ~的なことを言われてたような印象だけど、(ここの建築コース含め)
芸デコースでは、サトル君が芸術系の高校出身だからって、特に、フーン、って感じ。
全国から生徒が集まるわけだし、そんな子もいっぱいいるんでしょうね!!
ああ、なんだか、他とはちょっと違う感じ。
ふと見ると、サトル君はなんだか退屈そうな様子。
あろうことか、携帯にメールが届いたのを確認したりしている。
態度わるーーーーーーい。
こいつやる気ないな…っていう印象だよ、これじゃあ。
あわててサトル君を小突く。
自分の立場分かってのか? ああ、ムカつく。
まあ、でも、とにかく、ここの芸術デザインコースへの入学を決めているので、
藝大デザインを目指すなら、他にはないと思うので、
その場で、入学のお願いをする。
と言っても、その場ですぐ手続きできるのではなく、
まず振込用紙をもらって、銀行でお金を払い込んで、
その振込用紙を持参した上で、正式な手続きとなるのでした。
そっか、この場でカード決済して、はい、今日からここの生徒、というわけにはいかないのね(笑)
その後、よければ見学…と言わたのに、
サトル君は(見なくて)いい、と言う。なんだか明らかにやる気がない。
でも私から、お願いします! と言って、案内してもらいました。
廊下にデザインコースの生徒作品が貼ってあります。
サトル君は、建築コースを見学したときに、実際の授業中の教室にも入って、作品を見せてもらいました。
そのときは、出てきて、「みんな、あんまりうまくない…」とか言っていたのですが、
ここは、なんかレベル高くない…? またちょっと焦る。
先生に、あの…、ここの(デザインコースの)生徒さんたちは、みんなこのぐらいのレベルなんですか?
と聞いてみる。
すると、これは、特に優秀な物を貼り出しているので、生徒のレベルはまちまちです、とのことでした。
はあ、そうか。でもやっぱり、すごく上手な子がいるんだなー…。
サトル君は、小さな頃から、美術に関しては、ずーっと、上手いね、スゴイね、と褒められてきました。
芸術系の高校に進学して、回りもそそういう子たちになったけど、
そこでも相変わらず、上手い人、の位置をキープしていました。
それが、今日、ここに来て、初めて「並み」になったような、そんな感じです。
帰りは、ヴォワスイカフェでお茶。
この間、キヨちゃんと来たとき、マスターがすごい不機嫌だったとこです(笑)
メモ 2013-04-01(月)
あのとき食べられなかったチーズケーキを食べました!
チーズケーキ
まあ、普通だった。
そして、マスターは今日は機嫌良かったです(笑)
ホールはあのときの男の子とは違う女の子でした。辞めたわけじゃないよね?
さて、サトル君を問いただす。
今日のサトル君のやる気のない態度は、
「生徒数 300人」と聞いたことによるものでした。
それを聞いた瞬間、ここはナイな、と思ったそうです。
細かな指導は受けられない、と思ったそうです。
この間見に行ったアトリエ・Fは、10数人の少人数だから丁寧に見てもらえる…って。
あ~あ☆ 甘ったれだなぁ。
Fで、少人数の中でほんわり描いてたって、合格しないよ!! 実績もノウハウもないのに。
実際に合格するには、まずはO美の300人の中でトップグループに入らなくちゃいけない。
そういう意志を持ってやらなくちゃダメでしょう。
思うに、先生たちも、300人いる中の下のほうの子たちは、眼中にないんじゃないだろうか。
上位3割より下の生徒は、ただ予備校に通っているというだけ、親はただお金を出しているだけ…。
大勢の、上手い子たちの中で刺激を受ける、というのが大事。
高校のときより全然レベルは上でしょう。そしてこの中で上位グループに入っていくのが目標。
昨年の藝デは倍率17.5倍。
難しいよねーって、なんとなく数字だけで思ってたけど、
絵の上手な子が集まっている美術予備校の300人の中で、
さらにトップ1割に入っていなければ合格できない、…と思うと、
藝大合格が大変なことか、現実感をもって知らされました。
まあ、O美にいれば倍率10倍ってことか(笑)
後日、サトル君がなにかと相談している高校の油画のO先生のところに
推薦状をもらいに行き、(入学金免除になる)
そのときに予備校について話したら、
先生も、「Fはなぁ…」と、あんまり勧めないような口調だったそうです。
これでサトル君も納得したかな。
うん、私も趣味で通うならいいと思うけどね。
サトル君が油画をやめてデザイン科を目指すことについて、油画のO先生はどう言ってるか、
ちょっと気になって聞くと、
そもそも、O先生が藝大デザインを勧めてきたから…、とのことでした。
そっか、そーだっけね。
じゃあ、もう何も迷うことなく、突き進めて、いいんじゃないのかな。
翌週、振り込みをして、入学手続きをして、晴れて学生になりましたーー。
その翌週、さっそく、合宿行事が…。
サトル君は、入ったばかりになるけど「行く」と言ってました。
サトル君の予備校生活、始まり!
2013-05-05(日)
何をしたか思い出せません。 (書いてるの、9月・・・)
↓なんか、13:30頃、プリンを食べたみたいなんだけど、どこのプリンかなあ。
かなりボサボサのプリンだよね(笑)
そして、和風のお盆に乗せられてる…。どこだろう。
時間が経っても、写真を見たら、どこに行ったか思い出せると思っていたんだけど、
もう無理なんですかねえ。頭が…。
さて、ここからは覚えていること。
今日は、サトル君、美術の予備校Fアトリエの体験です。
ちょっと遠いところにある、少人数のこじんまりとした予備校のよう。
高校の同級生だったIさんのお父様の紹介とのこと。
Iさんは、学校の中でもずば抜けて絵の上手い女の子で、
というかすでに独自の世界を持っていて、イラストレーターとかでやっていけそうなぐらい。
私も夫も、学校の展示会に行くたび、Iさんのは…というように注目していました。
Iさんのお父様は、何か絵の仕事をされてる、とのことでした。(なんとなく納得)
そして、Iさんは美術教師になりたいということで、G大へ推薦入学が決まっていました。
私と夫は、勝手にIさんをサトル君のライバル…と思っていましたが(笑)
サトル君自身は、とりたててIさんと仲が良かったわけではない。
一体、どんなわけで、Iさんのお父さんと、そんな話になっているわけなの?
と聞いたら、Facebookなんだそうですー。
Iさんから、どうもサトル君が藝大落ちて、落ち込んでるらしい、と聞いたお父様が、
Facebookでサトル君に連絡してきたそうです。
はーーあ、イマドキだねえ~。
まあ、サトル君、特に落ち込んではいなかったんですけどね。
「君には才能があるから、頑張れ」って、そう言ってくれたらしい。
そして、懇意にしている予備校を紹介してくれたらしい。
サトル君は、その予備校に興味を示し、自分で体験の予約をしたのでした。
さて…、はるばる体験・見学に行って、夜、帰ってきたサトル君。
サトル君としては、今まで見た予備校の中では、一番気に入ったよう。
少人数だし、対応が細やかで丁寧だったらしい。
が、私が気になるのは学校の実績。
単に趣味で絵を描きにいくわけじゃないんだから、
藝大に合格するのが目的なんだから、それが可能なのかどうかが、肝心。
今年、そこの予備校から藝大合格者はいなかったようです。
案内を見ると、美大の推薦コースなどもあって、
どちらかと言うと、現役生にそういう指南をする学校のような気もする。
Iさんも、ここに通っていたんだそうです。そして推薦合格。
ここで私が取り出したのが、ジャーン。
今年度の各予備校の藝大デザイン科・タマカン合格者数一覧~!!
調べてまとめていたのよう。エッヘン。
藝大 デザイン科 (定員45名)
S美… 5名
O美… 30名
D院… 2名
K塾… 3名 (現役1)
(合計 40名)
ここ以外の予備校か、予備校に行かず合格した人もいるのですねえ。
多摩美 環境デ (定員45名)
S美… 19名 (現役17)
O美… 19名
D院… 24名 (現役16)
K塾… 4名 (現役4)
(合計 59名)
ちょっとでも在籍してれば実績にカウントされるから、多くなるのは当たり前ですね。
※O美は現役の人数の発表はナシ
ちょっと分母が分からないけど、藝デは、O美が圧倒的!
ということは、それだけのノウハウがあるということで、
そして、何よりも、レベルの高い人達が集まっているということ。これが重要。
芸術なんかは特に、先生から教えてもらう、というより
レベルの高い人達の中で研鑽するほうが力が付く、と、夫も言う。
これだけ実績があるとなると、藝デを目指すならO美に! ということで、
それこそ全国から意識の高い子が集まってくるでしょう。
ライフワークじゃないんだから、少人数で居心地がいい…とか言ってる場合ではない。
とにかく1年後(もう1年ないけど…)、合格しなくちゃいけないんだから。
それが目的なんだから。
私も夫も、Fアトリエはナイなー、という感じ。
雰囲気が気に入ったなら、後々、趣味として通えばいい。
藝デを目指すなら、もうO美一択ではないのか。
考えるサトル君。
もし、紹介されたから、Iさんのお父さんに悪いとかだったら、
親に反対されて、って言ってもいいよ!
考えるサトル君。
O美に決めました。
わあ~、やっと決まった。行くとこが決まった。
くれぐれも、Iさんのお父様には、お礼を言っておくようにね。
さあ、あとはもう藝大目指すのみよー。
さて、それならそれで、もう一度、O美を見学?
前に、建築コースの先生と面談して見学していますが、デザインコースはまた違うもんね。
見学と面談を申し込んで、その場で入学手続きでいいんじゃないかな。
建築コースの見学をしたのは、1ヶ月以上前か…。 メモ 2013-03-30(土)
とても感じのいい先生だった。
その間、いろいろ考えてやっぱりデザインでいくことにしました!
…で、いいよね? 大丈夫だよね? 見学は1つまで! とか言われないよね?
ここのところ、サトル君がずっと家にいる生活で、
一緒に出かけてたりして、それはそれで楽しかったけど、
さあ、いよいよ決まってきたよ。
2013-05-04(土)
Bunkamuraの「アントニオ・ロペス展」
またもや、夫とサトル君と私の3人で。
何も知らないで観に行った展覧会だったけど、すごく良かったです!!
現代スペイン・リアリズムの巨匠、アントニオ・ロペス。
この画家、好きーー!!
初期の絵もいい。
(パチンコの少年の絵は、玉が友達に当たって友達が倒れてるの図、…だよね?w)
そして風景画は圧巻。
順路の中ほどに作られた、マドリードの風景を描いた絵で囲まれたスペースは、とても素敵でした。
風景の1つ「グラン・ビア」。
ロペスは毎年夏になると、朝6:30にやってきて、同じ場所にキャンバスを構え、30分ほど絵を描く。
それを7年間続けて、完成させたそうです!
あー、なんだか、そういう生活、羨ましい。
絵から、早朝の静かな空気が漂ってくるようです。
室内の様子を描いた絵も好き。
と思っていたら、絵だけではなく、彫刻作品もとてもいい。
精確な観察力と、緻密な再現力と、精妙なセンス。
こんなに素晴らしい展覧会だったとは、ビックリしたーーー。
来て良かった。
ロペスの名刺入ケースを買いました。ふっふっふ。
ロペスの彫刻作品で、これは確か次女のカルメンの頭部。
デキシーダイナー 松涛店でランチ。
パンケーキ
その後はそれぞれ別行動で、私は原宿に。
style+confortに行きます。
カタログのパンツ、入荷しているかもしれない。
お店に入ると、女性3人組のお客様が、店員さんとにぎやかに話していました。
合間を見て、パンツの試着をお願いする。
何点が穿いてみて、カタログで見ていたパンツに決める。形が綺麗だった。
そのとき、レジにいた3人組のお客様も、
「わあ、あれ可愛いー」
「ちょっと私も欲しくなっちゃった」
「でも私はダメだわ。きっと広がっちゃう」
「体型が違うし。年も違うし」
と、口々に言っていました。聞こえてるしw
ただし、年は同じぐらいなのではないかと思う。
私は、もう少し店内を見ることにする。
ダンタンのバングルに指輪…。
3人組は、レジはもう済んでいるようで、単なる雑談になっていて、
時折、大声で笑ったりしています。
でも、私はそれをいいことに、1人で鏡の前に行ってバングルをつけては眺め、
しまいには気になるバングルを全部鏡の前に持っていって、(鏡の場所が離れている…)
じーーっくり比べて、選ぶことができました。
しかし…、私なら顔なじみの店員さんと話していても、
ほかのお客さんが入ってきたら、すぐに退出するけどなあ。
10分以上そうしていて、やっと3人組が帰りました。
お店の方は「お待たせしてすみませんでした」と言っていました。
いえいえ、今日に関しては、じっくり選べたから良かった。
そして、パンツと、バングルと指輪を買ってしまった…。
さてさて、ずーっと行きたいと思っている竹下通りのティールーム。
竹下通り入り口まで行ってみたものの、
連休中だし、当たり前だけど、すごーーーい人で、
通りに入っていくのを断念しました…。
竹下通りって、なんでこんなに人がいるんでしょう??
2013-05-03(金)
映画「図書館戦争」
キヨちゃんと行きました…。
観に行く? って聞いたら「うん」と言ったのでチケット2枚取ったのに、
部活から帰ってきたら、
「そんなこと言ってない。行かない」
ガーーーーン…。
やっぱりキヨちゃんが朝言うことは信用できないのだ~。(半分寝てる)
結局はしぶしぶ観に行ったものの、キヨちゃんは終始不機嫌。
「つまらなかった。藁の楯のほうが面白い」と言い張っていました。
どう考えても、図書館戦争のほうが面白いだろ!!
岡田准一、かっこいいだろ!!!・:*:・(〃∇〃)・:*:・
後日、図書館に行ったら、カウンターの後ろの壁に、
「図書館の自由に関する宣言」が掲示されていて、
おおー、っと思いました。
(今まであることにも気づかなかったよ)