2001年旅行記ハイキング&トレッキングVOL..1

Itinerary
8月11日(土) 成田から出発 バンクーバー乗り継ぎでカルガリーへ
カルガリーからレンタカーでバンフ入り
Best Western Siding 29Lodge, Banff
8月12日(日) レイクアグネス&プレーンオブシックスグレーシャー
ハイキング
8月13日(月) バンフで乗馬
ボウレイクでハイキングの後ジャスパーへ
Lobstick Lodge, Jasper
8月14日(火) 午前:エディスキャベルハイキング
午後:キニーレイクハイキング
8月15日(水) マリーンレイクで乗馬
オパールヒルズハイキング
8月16日(木) オールドフォートポイント散策
クートニー国立公園を通ってフェアモントホットスプリングスへ
Fairmont Hot Springs Resort
8月17日(金) タカカウ滝でノンビリした後バンフへ移動 Best Western Siding 29Lodge, Banff
8月18日(土) 早朝カルガリーへ移動
帰国の途へ
機内泊
8月19日(日)
※乗馬、ハイキングはリンク先の専用トピックページでお楽しみください

 テーマはハイキング
  さて、今年のカナダはどうしようか、ということで、ハイキングをやってみようということになりました。これまで、ゴルフをすることが多かったのですが、日本ではあまりやらなくなってしまったし、バッグを担いで持っていくのも重いし、お金もかかるし、ということでゴルフはもうやめ。で、折角ハイキングの素晴らしいガイド本(カナディアンロッキーハイキング案内)もあることに加え、数年前(1997年)、たった数キロのジョンストンキャニオンの歩きでへとへとになったリベンジをしたかったからです。そう、そのときの項にも書いてある通り、ジム通いで体力をつけ、体型も全く変わった今、どのくらいいけるかを試したかったのです。必要最低限の道具として新宿のICIスポーツに行って、まず靴を買い、雨が降ったときを考えて、レインウェアを購入してきました。初期投資としてはまずこれだけです。

 日程について
  となると、バンフとジャスパーでそれぞれ主だったトレイルを歩いてやろうということで、バンフ2泊、ジャスパー3泊、そして歩き疲れた後ここ数年行っているフェアモントホットスプリングスの温泉でノンビリしようじゃないかと考えて、そこでの宿をとりました。出発前日はカルガリーの朝の便に間に合うようバンフまで戻っておくことに。しかし、改めて上記の日程表見るとかなりタフですねえ。後述しますが、後半かなりしんどい状態に。これは天気が崩れる日もあるだろう、そうすればその日は休息だと思っていたのに、ありがたいことに見事全日いい天気に恵まれたということで、強行軍になったということもあります。

 快調、快調
 着いたその日はまずホテルで早めに寝ることとして、翌日早速レイクルイーズから、レイクアグネスとプレーンオブシックスグレーシャーのトレイルを両方歩きました。この2つは別々にして行くこともできるところ、まだ初日だし、体力もあるんだから、と颯爽と踏破。レイクルイーズのサムソンモールにあるパン&デリのお昼ご飯も大変美味しかったですね。その晩は、足裏をゴロゴロやるやつと、日本から持ってきたアンメルツで足のケアも万全です。3日目は朝、バンフで1時間ほど乗馬を楽しんだ後、アイスフィールドパークウェイを楽しみながら、北上。途中、私たちのお気に入りのボウレイクで、源流たるボウレイクフォールまで小ハイキング。ジャスパーについてからも、上記のように4日目、5日目と乗馬&ハイキングを満喫したのでした。 ジャスパーの虹 ムースレイク

 ところが
  6日目。ジャスパー最後の朝です。オールドフォートポイント散策までは調子よかったのですが、車にのり、ハンドルをとってアイスフィールドパークウェイを南に向かっているうちに急に体調が悪くなってきました。お腹の具合が悪いのと、なんか体中が暑くなってきたような感じです。運転できないほどひどくはないのですが、もう歩きたくないぞって感じ。一種の日焼けによるものか、ハイキングや乗馬中はなかなかトイレに行けないため水分を控えていたことによる軽い脱水症状か。いずれにせよ、それまでの疲労が溜まっていたことは否定できません。フェアモントホットスプリングスのホテルで一晩寝たら治ってしまいましたが。でも目的の温泉には一回しかいけませんでした。

 山火事
  ところで今回印象に残ったのは、キャッスルジャンクションとラディウムホットスプリングスを結ぶ93号線での山火事です。この年は温度が高く、乾燥した日々が続いたため、クートニー国立公園で発生した山火事がなかなか鎮火しないという事態が起きていました。(2003年はもっと大変なことになってましたが。)なにしろ、フェアモントホットスプリングスに行くために通った93号線がもう煙い、煙い。視界も悪いところがありました。そして、その山火事の真横を通過するということもありました。風向きが逆だったから通れたのでしょうが、風向き次第では閉鎖になっていたでしょう。写真では写しきれませんでしたが、肉眼では火事のオレンジの炎まで見えました。山火事が起こるのは森林再生上の自然の摂理といいますが(人工的に起こすこともある)、あれだけの勢いで燃えている森を見ると、ほんとに大丈夫かなと思ってしまいます。
燃えてる!
煙がすごい!

 そして帰路に
  翌日は、山火事がおおきくならないうちにと、朝早めに出発し、バンフへ向かいます。が、時間も余ることからヨーホー国立公園のタカカウの滝に寄ることにしました。実はタカカウの滝はカナディアンロッキーを最初に訪れた1996年以来、久しぶりになります。当時、九十九折の坂道を車で通った際、もうこんな道は嫌だなあと思っていました。けれど、再度通ってみると、乗用車ではそんなに大した苦労はありません。何でそんな風に思ったかなあ。タカカウの滝のそばまで行き、一休み。ああ、これで今回の旅も終わるのだなあと、感慨にふけります
タカカウの滝、久しぶり!

今回の愛車

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